【AMP】ページの表示速度が与えるSEOへの影響について

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【AMP】ページの表示速度が与えるSEOへの影響について

Googleは、検索ユーザーが本当に求めている情報を検索結果に表示するために日々検索エンジンを改善しています。頻繁なコアアルゴリズムアップデートのニュースも多いです。
そうした中、話題になるアップデートの1つが「AMPアンプ」というGoogleやTwitterなどのIT企業が共同で開発した技術です。AMPに適したページはスマホでの表示速度が高速ですがこの表示速度が検索順位にどれほど影響するのか?ということが議論の的になります。

実際に、「AMPってSEOにそこまで影響あるの?」「ページの表示速度は速いほうが検索順位は上がるの?」と気になられているウェブマスターの方も多いのではないでしょうか。

「AMP」ページの表示速度とSEOの関係について解説します。

1.

Googleが推奨するAMPとは?

まずは「AMPアンプ」についての理解を深めることから始めましょう。
 

1-1.

モバイルでの表示を高速化するためのフレームワーク

AMP(Accelerated Mobile Pages)は、GoogleやTwitterツイッターなどのIT企業により共同開発され、2016年10月より日本で導入されました。
AMPのフレームワーク(AMP HTML)が導入されたページを検索エンジンで検索すると、モバイル端末で閲覧したときにページが高速表示されます。
Googleの検索エンジンで検索をしてみると、AMPに対応しているWEBサイトは検索結果に表示されるWEBサイトやページの概要文の前に、雷マーク(AMP対応マーク)が表示されます。

AMP対応ページ

1-2.

キャッシュしてページを高速表示させるAMP

AMPの使用に沿った方法でモバイルサイトを構築すると、GoogleやTwitterなどに情報があらかじめキャッシュされてデータが保存されます。モバイル端末の検索エンジンを使ってユーザーが検索してそのページにアクセスすると、キャッシュされたデータがすぐさま表示されるため、ページの表示速度が高速化されます。
これが、AMPでページの表示速度を高速化する仕組みです。
 

1-3.

AMPはGoogle推奨のシステム

Googleは、モバイルサイトへのAMP対応を推奨しています。

モバイルページを閲覧するときに、ページの表示速度が数秒、あるいはそれ以上遅れてしまえばユーザーにマイナスの印象を与えてしまい、それが原因で直帰率が増えるといったリスクが高くなる可能性があるためです。

 

・直帰率についてはこちら

直帰率が高い原因を理解してWEBサイトの改善につなげよう!

 

1-4.

AMPの注意点

地図の経路案内やSNSなど、ページによって表示が切り替わるような動的なWEBサイトの場合、AMPが効果的ではない可能性があります。すべてのWEBサイトに導入できるようにすることがAMPの課題と言えます。

このように課題のあるシステムであるAMPがSEOにどの程度影響するのか?を吟味する必要があります。
 

2.

AMPページの表示速度とSEOの関係

GoogleによるとAMPページの表示速度はSEOに対して直接的に影響することはない、とされています。
AMPページであるかどうかは検索結果画面におけるWEBサイトやページの検索順位に一切影響しないとしています。

AMPに対応しているWEBサイトと対応していないWEBサイトの目に見える違いは、検索結果画面に雷とAMPのマークが追加されるかどうかという点のみです。

SEOへの意識が高いウェブマスターは、「影響ないならわざわざAMPに対応する必要ってないのでは?」と思われるかもしれません。
SEOの観点ではAMPは表示速度の目安の一つとし、「ユーザビリティの低下」を考慮します。

言い換えると、表示速度のSEOへの影響を考慮するなら、AMPよりも「ページの表示速度が遅くならないようにする対策」を最優先に行うと良いでしょう。
 

2-1.

表示速度が遅いと検索順位に影響する?

ページの表示速度については少し注意が必要です。
その理由は、ページの表示速度がSEOに直接的に影響を及ぼすことはないのですが、「著しく表示速度が遅い」場合は例外となる可能性があるためです。

例えば、検索ユーザーが閲覧したいページをクリックしてから、ブラウザにページ情報が表示されるまでに10~20秒、またはそれ以上かかってしまう状況では、Googleの検索エンジンがその問題を認識して検索順位を下げる可能性があるためです。
 

2-2.

AMPの導入でユーザビリティを改善できる?

AMPに対応したページの表示速度は、通常よりも3~4倍の速度で表示されるとしています。その結果、ページの表示速度が高速化することでユーザビリティが向上します。

ページ表示速度が数秒でも遅くなれば検索ユーザーはマイナスな印象を抱きやすくなり、それゆえ直帰率が高くなるリスクが生じます。PC用サイトに比べモバイル用サイトの場合はそれが顕著に現れるため、ユーザビリティを高めて直帰率を下げるなら、AMPを基準にするのがわかりやすいです。
 
▸ モバイルフレンドリーとは | SEO World

 


スマートフォンの普及、インターネット環境の向上に伴い、情報をモバイル端末から探す時代になりました。モバイル端末は通信状況が環境によって変動しやすいため、表示速度が安定しづらい検索環境です。

そうした中でも快適なページ閲覧を目指したのが「AMP」という基準です。

必要以上に気にすることはありませんが、表示速度の基準の一つとして参考にすると良いでしょう。

 

以上、「AMP」ページの表示速度とSEOの関係についての解説でした。


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