【アップデート情報】2000年から2015年までのgoogleアルゴリズムアップデートまとめ

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【アップデート情報】2000年から2015年までのgoogleアルゴリズムアップデートまとめ

Googleはこれまで、様々な検索アルゴリズムのアップデートを行ってきました。Webサイトによってはアルゴリズムが変わるたびに順位が変動してしまう、という場合もあります。また、細かなアップデートは毎日のように行われており、調べた順位が次の日も維持されているとは限りません。

今回は、Googleが検索サービスの提供を始めてから2015年までに行われた主なアップデートの遍歴をまとめました。
Googleの検索アルゴリズムの変化を振り返り、Googleがどんな意図を持っているのかを把握して今後のSEO対策に活かしていきましょう。

2000年のGoogleアルゴリズムアップデート

2000年9月:検索サービス開始

Googleは、2000年9月に検索サービスを開始しました。

2003年のGoogleアルゴリズムアップデート

2003年2月 ボストンアップデート(Boston Update)

Googleアルゴリズムアップデートの中で、一番はじめに名前を付けて公式発表されたアップデートです。
アルゴリズムの変更とインデックスの全体データの更新が行われ、その後は定期的にアップデートが行われるようになりました。

2003年4月 カサンドラアップデート(Cassandra Update)

リンクへの取り締まりを強化するために行われたアップデートで、隠しリンクや低品質なリンク、不自然なバックリンクを大量に集めたページへの対策が始まりました。

2003年5月 ドミニクアップデート(Dominic Update)

カサンドラアップデートよりもさらにリンクへの取り締まりが強化されたアップデートと考えられています。

2003年6月 エスメラルダアップデート(Esmerelda Update)

インデックスデータの更新頻度を増やすために実施されたアップデートです。データ更新頻度がさらに増えて、継続的な更新を行われるようになりました。

2003年7月 フリッツアップデート(Fritz Update)

エスメラルダアップデート同様、インデックスデータの更新頻度を増やすために行われたアップデートです。データ更新頻度が月1回だった時は、全体の更新が完了するまでに数日を要していましたが、エスメラルダ・フリッツアップデートが実施された後は、毎日のように更新され、その都度検索順位が変更される仕様になりました。
その結果、ユーザーに常に鮮度の良い情報が提供されやすくなりました。

2003年11月 フロリダアップデート(Florida Update)

ページタイトルと一致しない、関係のない、意味のない大量のキーワードを詰め込んだページやコンテンツの取り締まりが強化されたアップデートです。
フロリダアップデート後は、意味のない大量のキーワードを詰め込むことで
Googleにサイトの内容を誤認させる、「キーワードスタッフィング」と呼ばれる手法を利用したページの評価が落ちました。

2004年のGoogleアルゴリズムアップデート

2004年1月 オースティンアップデート(Austin Update)

2003年11月に行われたフロリダアップデートで見逃された「隠しテキスト」の手法を利用して大量の文字を詰め込み、コンテンツの文字数を稼いでいるサイトの評価を落としました。
さらに、オースティンアップデートでは「ヒルトップ(Hilltop)」というアルゴリズムが導入されました。このアルゴリズムは、著名人や専門家による発言や専門性を理解し、このような著名人や専門家のサイトを「エキスパートサイト」と認識してより評価するようになりました。

2004年2月 ブランデーアップデート(Brandy Update)

リンクの評価を見直すなど、大きく分けて3つの重要な施策が発表されました。

(1)LSI(Latent Semantic Indexing)の導入

この技術が導入されたことで、同じ意味や対象を表わす略語を認識するようになりました。
例えば、このアップデート以前は「PC」と「パソコン」を別の言葉として認識していましたが、アップデート後は同一のものと認識が出来るようになりました。

(2)リンクの関連性(link neighborhoods)を判断

リンク先のサイトとリンク元のサイトの関連性が認識されるようになりました。
その結果、良質なサイトからリンクを貼られた場合、リンクを貼られた先のサイトも良質だと認識され、評価が上がる可能性が高まりました。

(3)アンカーテキストの妥当性を評価

アンカーテキストがリンク先の内容と、関連しているのかを判断できるようになりました。
“「渋谷でお勧めのパスタならココ!」というアンカーテキストをクリックしたら
全く関係のない消費者金融のサイトにつながってしまった。“ なんてことがこのアップデートでなくなりました。

2005年のGoogleアルゴリズムアップデート

2005年1月 ノーフォローアップデート(Cassandra Update)

「nofollow」タグをHTMLファイルのヘッドセクションに追加することで、外部サイトから貼られたリンクと自サイトの関係をGoogleが判断できないようにすることが可能になりました。
質の低いサイトから不自然なリンクを貼られても、自サイトの評価を落とさないようにするための施策です。

2005年6月 パーソナライズド検索導入

ユーザーの検索履歴を元に、最適な情報を検索結果に表示させるために導入されたアップデートです。ユーザーが検索エンジンを使って検索したキーワードや検索した地域、閲覧情報などの履歴から、検索ユーザーの検索意図を汲み取って最適な情報が検索結果に表示されるようになりました。

2005年10月 グーグルローカル導入

店名や住所、営業時間、地図などの店舗情報をインデックス化して、検索結果で確認できるようになりました。

2007年のGoogleアルゴリズムアップデート

2007年5月 ユニバーサルサーチ導入

WEBページ以外のGoogleの各種サービス(ニュースやビデオ、画像など)が検索結果に表示されるようになりました。

2009年のGoogleアルゴリズムアップデート

2009年2月 カノニカルタグアップデート(Canonical Tag Update)

重複コンテンツとして低評価扱いされてきた問題の解決策として導入されたアップデートです。
HTMLソースのヘッドセクションにカノニカルタグを組み込むことで、重複ページに分散していた評価を1つのページに結合できるようになりました。

2009年12月 パーソナライズドサーチアップデート(Personalized Search Update)

ユーザーの所在地や閲覧履歴、SNSでのつながりを把握して、ユーザー毎に検索結果をさらに細かくカスタマイズして表示できるようになりました。その結果、同じキーワードで検索した場合も、検索結果に表示されるサイトが人によって異なることがあります。

2010年のGoogleアルゴリズムアップデート

2010年6月 カフェインアップデート(Caffeine Update)

インデックスシステムの再構築を目的に導入されたアップデートです。Google検索エンジンのクローラーが高速でインデックスできるように、インデックス速度が強化されました。

2011年のGoogleアルゴリズムアップデート

2011年2月 パンダアップデート(Panda Update)

Googleアルゴリズムアップデートの中で、最も有名なアップデートで、日本では2012年に導入されました。
品質の低いコンテンツは検索結果の上位表示されにくくするためのアルゴリズムであり、品質が良いサイトは順位が上がり、品質が悪いサイトは順位が下がるようになりました。
パンダアップデートは、その後も定期的にアップデートが実施されています。

2011年12月 フレッシュネスアップデート(Freshness Update)

新鮮な情報を評価するというアップデートとなりますが、あくまでも旬な情報や話題性のあるものに該当すると言われています。新鮮な情報提供を強化するアルゴリズムとなり、話題性のあるコンテンツが上位表示されやすくなりました。

2012年のGoogleアルゴリズムアップデート

2012年2月 ベニスアップデート(Venice Update)

ユーザーの位置情報を考慮し、検索結果に反映するアルゴリズムです。地域名が含まれないキーワードだとしても、地域性が重要な場合はユーザーの現在地を的確に把握して検索結果が調整されます。

2012年4月 ペンギンアップデート(Penguin Update)

検索順位を上げることを目的に行われるブラックハットSEOや、スパム性のある行為を厳しく取り締まるために導入されたアップデートです。
Googleの品質ガイドラインに違反したSEO手法を用いているサイトからのリンクを低品質と判断し、検索順位を下げるとされていた時期もありましたが、ペンギンアップデート4.0が更新された現在は、スパム性のあるものに対する評価をマイナスではなく、単に「無視(無効化)」するようになっています。

2012年9月 EMD(イグザクトマッチドメイン)アップデート

完全一致ドメイン(検索キーワードをドメイン名にしているサイト)を対象にしたアップデートです。検索キーワードとドメインの関連性を判断して、質の高いサイトの評価は上がり、質の低いサイトの評価を下げる処理がされています。

2013年のGoogleアルゴリズムアップデート

2013年8月 ハミングバードアップデート(Hummingbird Update)

ユーザーの検索意図を把握して、より正確に検索結果を表示することを目的として導入されたアップデートです。
検索キーワードを言葉の羅列で認識するだけでなく、会話形式の検索でもユーザーの検索意図を汲み取り、検索結果を表示するようになりました。

2014年のGoogleアルゴリズムアップデート

2014年5月 ペイデイローンアップデート(Payday Loan Update)

アダルト系やクレジットカード系、ローン系、ギャンブル系のキーワードの検索結果で、スパム性のあるサイトの表示を抑制するためのアルゴリズムです。

2014年10月 パイレーツアップデート(Pirate Update)

デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に抵触するサイトの評価を下げるためのアルゴリズムです。

2015年のGoogleアルゴリズムアップデート

2015年4月 ドアウェイアップデート(Doorway Update)

Googleのガイドラインに違反する誘導ページを設けるサイトを対象として行われたアップデートです。

2015年4月 モバイルフレンドリーアップデート(Mobile Friendly Update)

スマートフォンやタブレットからもサイトが見やすく最適化されているかを評価するアルゴリズムです。スマートフォンの普及に伴い、モバイルからのアクセスが増加したことから導入されました。


Googleからこれまでに公式発表された主なGoogleアルゴリズムアップデートをまとめました。実際は、このほかにも公式発表していない細かなアップデートが日々行われていると言われています。

 

アルゴリズムは日々変動していますので、今回のような過去に行われた代表的なGoogleのアルゴリズム変動について、おさえておきましょう。

 

以上、「2000年から2015年までのGoogleアルゴリズムアップデート」のまとめでした。


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