SEO効果のあるパンくずリストの設定方法について

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SEO効果のあるパンくずリストの設定方法について

WEBサイトの上部に表示されている「パンくずリスト」の設置は、ユーザーが閲覧しているページがWEBサイト全体のどこの階層にいるのかを伝えるためのリンクであるのと同時に、SEO対策にも非常に有効とされています。

そこで今回は、クローラビリティ改善やインデクサビリティを改善する方法として、「SEO効果のあるパンくずリストの設定方法」について紹介します。

1.

パンくずリストを設定した場合のSEO効果

パンくずリストを設定すると、ユーザーにとっても有益となる他、SEOにも良い影響を与えるとされています。

1-1.

クローラビリティが改善されてWEBサイトの情報を伝えやすくなる!

パンくずリストを設定するとクローラーの巡回効率が改善されるため、WEBサイトに関する情報が検索エンジンに正しく伝わり、SEOに大きな影響を与えます。
パンくずリストに貼られたリンクを辿り巡回するクローラーは、そのページがどのカテゴリーに位置付けられているのかWEBサイトの構造を理解することができます。正しい情報がクローラーに伝われば、結果的に正しい評価を受けることができます。

1-2.

パンくずリストは内部SEO対策に有効!

パンくずリストを設定することで対策キーワードを含めたアンカーテキストが増え、「内部リンクの構造を強化できる」といったメリットがあります。内部リンクが増えるとWEBサイト内のページの価値が高くなるため、「内部SEO対策にも有効」とされています。

2.

パンくずリストの設定方法

以下では、「HTML」や「WordPress」、「構造化マークアップ」を使ってパンくずリストの設定方法を紹介します。

2-1.

HTMLのリストタグを使ったパンくずリストの設定方法

パンくずリストの一般的な設定方法は、以下のような「HTMLのリストタグ」を使います。

 

<ul>
<li><a href=”(トップページのURL)”>トップページ</a></li>
<li><a href=”(トップページのURL)/glossary/”>SEO用語集</a></li>
<li>パンくずリストとは?</li>
</ul>

 

※パンくずリストの見え方については、CSSの変更を変えて調節することができます。

 

2-2.

WordPressのプラグインを使ったパンくずリストの設定方法

WordPressを用いてWEBサイトを運営している場合は、「Breadcrumb NavXT」というプラグインを使うと簡単にパンくずリストを設定することができます。

 

  1.  WordPressにログインする
  2.  管理画面の【プラグイン】をクリック
  3. 【新規追加】をクリック
  4.  検索窓に「Breadcrumb NavXT」と入力して検索
  5. 【今すぐインストール】をクリック
  6. 【有効化】をクリック
  7.  【外観】>【テーマの編集】>画面右下の【ヘッダー(header.php】をクリ
  8.  パンくずリストを表示させたい位置に以下のコードを記述する
    <div class=”breadcrumbs” typeof=”BreadcrumbList” vocab=”https://schema.org/”>
    <?php if(function_exists(‘bcn_display’))
    {
    bcn_display();
    }?>
    </div>
  9. 「ファイルを更新」をクリック
  10.  パンくずリストの設定完了

 

※Breadcrumb NavXTの設定はデフォルトのままでも使用可能ですが、工夫次第でさまざまな設定を行うことができます。

例えば、管理画面の「Breadcrumb NavXT」をクリックすると設定を変更することができます。初期設定の場合はパンくずリストの先頭がWEBサイト名になっているため、「ホーム」や「トップページ」などの表記に変更することをお勧めします。この場合、ホームページテンプレートという項目内の「%htitle%」部分を他の表記に変更します。

 

2-3.

パンくずリストを構造化マークアップする方法

Googleの検索エンジン最適化スターターガイドではパンくずリストの設定を推奨していますが、中でも「構造化マークアップ」という方法を用いた設定方法が最も適切であるとされています。その理由は、構造化データを用いてマークアップすることで、Googleの検索結果にパンくずリストを表示させることができるためです。

 

ここでは、JSON-LD(ジェイソンエルディー)を使ってパンくずリストの構造化マークアップを行う方法を紹介します。以下のようなコードを記述します。

 

<script type=”application/ld+json”>
{
“@context”: “http://schema.org”,
“@type”: “BreadcrumbList”,
“itemListElement”:
[
{
“@type”: “ListItem”,
“position”: 1,
“item”:
{
“@id”: “(ページのURL)”,
“name”: “(トップページ名)”
}
},
{
“@type”: “ListItem”,
“position”: 2,
“item”:
{
“@id”: “(ページのURL)”,
“name”: “SEO用語集”
}
},
{
“@type”: “ListItem”,
“position”: 3,
“item”:
{
“@id”: “(ページのURL)”,
“name”: “パンくずリストとは?”
}
}
]
}
</script>

 

※構造化データを使って設定した場合は、正しく設定できているかをGoogleの「構造化データテストツール」を用いてチェックする必要があります。

 

3.

パンくずリストを使ったSEO対策に効果的な手法について

以下では、パンくずリストを使った「SEO対策に効果的な手法」について、ポイントとなる点をまとめています。

3-1.

カテゴリー構成を明確にしてWEBサイト内の構造を分かりやすくする

ユーザーにとって分かりやすいパンくずリストを設定するための大前提として、WEBサイトのコンテンツ計画を綿密に決めておく必要があります。WEBサイトの規模が大きくなるほど後から階層構造を変更することが難しくなるため、SEO対策に効果のあるパンくずリストを設定しようと思ったら、予めきちんと「カテゴリー構成を整理」しておきましょう。

 

カテゴリー構成を整理することが重要である理由は、以下のような例をみるとわかります。

 

例1:ホーム>SEO用語集>パンくずリストとは?
例2:ホーム>パンくずリストとは?

 

例1は、正しい設定の例です。カテゴリー構成が整理されているため、WEBサイトのSEO用語集というカテゴリー内に分類されています。

 

例2は、悪い設定の例です。パンくずリストに貼られたリンクでホームページに戻ることはできても、カテゴリーが設定されていないことから、ユーザーや検索エンジンにとっても分かりにくいWEBサイト構造になってしまいます。

 

3-2.

関連性のあるキーワードをカテゴリーに含める

カテゴリー構造を明確にする他、「関連性のあるキーワードをカテゴリーに含める」ことが大切です。
例えば、以下の例1のように、パンくずリストのカテゴリーに関連性のあるビッグキーワードなどの対策キーワードを含める方法がSEO対策に効果的です。
例2は、ユーザーがカテゴリーの内容をイメージしにくいため適切ではありません。

 

例1:ホーム>SEO用語集>パンくずリストとは?
例2:ホーム>その他>パンくずリストとは?

 

カテゴリーページは各ページから内部リンクが集まるため、Googleから評価されやすい傾向にあります。尚、単にカテゴリー内に対策キーワードを含めるだけでなく、同時にユーザーにとって有益なコンテンツを提供することが必要です。

 

3-3.

パンくずリストを各ページに設定する

内部SEO対策の最適化を行う上で重要なパンくずリストは、「各ページに設定する」ということが基本です。ユーザビリティの高いWEBサイトを構築するためには、ユーザーがどのページにいてもWEBサイト内のどこにいるかを把握できるようにパンくずリストを複数設置する必要があります。

ただし、もともとWEBサイトの階層構造をユーザーに知らせる必要がないトップページ(ホーム)や、ランディングページのようなコンバージョン率の向上が優先されるページに対しては、パンくずリストを設定する必要はありません。


パンくずリストは、ユーザビリティの改善につながるだけでなく、検索エンジンのクローラビリティを改善させるなど、WEBサイトの内部SEO対策としての効果も期待できます。

また、パンくずリストなどの内部SEO対策を実施することと同時に、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成して良質な外部リンクを獲得するなど、検索順位を上げるための外部SEO対策も必ず行いましょう。

 

以上、「SEO効果のあるパンくずリストの設定方法」についての解説でした。


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