canonicalの使い方とSEOへの影響について

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canonicalの使い方とSEOへの影響について

サイト内に重複するページが複数存在する場合に、検索エンジンに正規のページとして最も重要なURLを知らせる目的で使用されるのが「canonical」です。
SEO要因にも影響すると言われるcanonicalですが、実際にどのように設定すれば良いのか分からないといった方も多いようです。

今回は、「canonicalの使い方」や「設定方法」、「SEOへの影響」について詳しく解説します。

1.

canonicalの使い方

URLの正規化を行う上で外せないHTMLタグの一つが、「canonical(カノニカル)属性」です。
そこでまずは、canonicalをどのような時に設定すべきか?という観点から紹介します。

1-1.

「httpsとhttp」「wwwあり・なし」が併存している場合

WEBサイトやページによって、同じコンテンツでありながら「httpsとhttp」「wwwあり・なし」、「index.htmlのあり・なし」のそれぞれのURLが存在している場合があります。その際にcanonicalを使ってURLの正規化を行います。

1-2.

PCサイトとスマホサイトのURLが異なる場合

近年のWebサイトはレスポンシブデザインが主流になったため、このようなケースは少なくなりましたが、万が一「PCサイトとスマホサイトのURLが異なる場合」は重複するページが複数存在する事になる為、canonicalを使ってURLの正規化を行います。


 

1-3.

同じWEBサイト内に重複コンテンツがある場合

ECサイトに多いのが、「同じWEBサイト内に重複コンテンツが存在する」ケースです。
例えば、同じデザインの商品を色違いやサイズ違いで販売していることがありますが、コンテンツの文章が同じで画像のみが異なっている場合は、検索エンジンに重複コンテンツだと認識されることがあります。
そのため、このようなケースもcanonicalを使ってURLの正規化を行う必要があります。

1-4.

301リダイレクトの設定が行えない場合

URLの正規化を行う場合に、301リダイレクトという方法を使うことがあります。しかし、サーバーの利用制限により301リダイレクトの設定ができない場合があり、このような場合はcanonicalを使ってURLの正規化を行います。
しかし、canonicalと301リダイレクトは完全に同じ働きをする訳ではないので注意が必要です。

2.

canonicalの設定方法

「canonicalの使い方」で紹介した1-1.「httpsとhttp」が併存しているケースが発生している場合、下記の方法でURLの正規化を行います。

 

以下は、設定方法の例です。

 

オリジナルページ
https://〇〇.com/top

重複ページ
http://〇〇.com/top

 

この場合、検索結果に優先的に表示させたいのはオリジナルページです。そのため、重複ページのheadタグ内に以下のような記述をします。
 

<link rel="canonical" href="https://〇〇.com/top">

 

2-1.

canonicalを設定する時の注意点

設定方法を誤ってしまうと意味がなくなってしまうため、以下のような点に注意して設置するようにしましょう。

 

  • 複数ページにまたがる続きもののコンテンツの場合は、canonicalは使わない
  • URLを指定する場合は「絶対URL」で指定した方が良い
  • 1つのページに設定するcanonicalは1つだけにする
  • bodyタグ内のcanonicalは無視されるため、headタグ内に記述する

 

3.

canonicalのSEOへの影響

canonicalは、SEOの観点において重要な要素の一つです。
その理由は、canonicalを正しく設定してURLの正規化を行うことで、SEOにおける効果を高めることが出来るといわれているためです。

例えば、canonicalのSEOへの影響は

  • オリジナルページを検索結果に表示してもらえる
  • 重複ページによるマイナスな評価を避けられる
  • ページ評価を分散させることなく、一つのページに評価を集中させられる

 
といったことがあります。
 


以上、「canonicalの使い方」や「設定方法」、「SEOへの影響」についての解説でした。


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