外部対策とは?意味を理解して有効なSEO対策を実施しよう!

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外部対策とは?意味を理解して有効なSEO対策を実施しよう!

WEBマーケティングやSEOでよく用いられる用語の中から、今回は「外部対策」の意味や効果、SEOの外部対策の方法について解説します。

1.

外部対策とは

外部対策とは、外部サイトから自サイトに向けられた被リンクの質や数を改善し、検索順位を上げようとする取り組みのことです。SEOの中でも、外部対策は昔も現在も変わらず大きなSEO効果を及ぼすとされる対策です。

1-1.

外部対策とは被リンクを最適化すること

Googleは、第三者からの評価をWEBサイトの価値を図る要素のひとつとしています。その指標とされているのが被リンクであり、WEBサイトに貼られた被リンクの情報をもとに検索エンジンは評価を行います。
現在の検索アルゴリズムは、被リンク数だけでなく、評価の高いWEBサイトからの被リンクリンクの獲得が重視されています。
外部対策は外部の要因に左右されるため、WEBサイトの管理者自身が完全には操作できません。検索順位を作為的に上げることを目的とした被リンクは検索エンジンに評価されない可能性があります。外部対策では、最適な被リンクを獲得できているかを定期的に精査・確認しながら、施策する必要があります。

1-2.

効果のある外部対策の特徴

SEOにおいて、コンテンツSEOのみによる上位表示化は難しいケースが多々あります。たとえば、GoogleはYMYLというユーザーのお金や生活に関わる重要なカテゴリーについては、サイト自体が信頼性や権威性があるかを重視しています。

YMYLのカテゴリーでそれらが求められるのは以下のようなサイトです。

 

  • 専門性が求められる分野(法律、税金)のWEBサイト
  • ECサイトなど金銭の取引が発生するWEBサイト
  • 不動産業界など、独自背のあるコンテンツを作りづらい業界
  • コーポレートサイトなど、コンテンツSEOをしづらいサイト

 

このようなドメインの評価を問われるカテゴリーのSEOでは外部対策による良質な被リンクの獲得が有効です。

▶効果のある被リンクの主な特徴

以下に挙げる特徴を持つ被リンクは、検索エンジンに評価されやすい傾向があります。

 

  • 信頼できるWEBサイトからの被リンク
  • 関連性の高いサイトからの被リンク
  • 関連企業からパートナー企業からの被リンク
  • ユーザーが自発的に貼った被リンク(自然リンク)
1-3.

外部対策と内部対策の違いとは

SEOの要素は、概ね、「外部対策」と「内部対策」にわけられます。

1-3-1.施策方法の違い

外部対策は、外部のサイトから貼られたリンクの質や数を改善することです。
内部対策とは、ユーザーにとって有益な情報を充実することで、WEBサイトの評価を高めることです。

1-3-2.WEBマスターの影響の範囲の違い

外部対策と内部対策では、WEBサイトの管理者自身で操作ができる程度に大きな違いがあります。
内部対策は、自社のWEBサイトに直接施す施策であるため、WEBサイトの編集権限さえあれば、SEOに強いエンジニアがいれば、内部対策のほとんどの施策は自社でも可能です。一方、外部対策は自社サイトではなく外部のWEBサイトからのリンクを強化することなので、自分では操作しづらい部分が多いです。

1-3-3.重要度の違い

外部対策はWEBサイトのドメインの評価をあげる施策です。逆に言えば、内部対策において、有効なコンテンツが一切存在しないWEBサイトの強化には、外部対策は有効ではありません。ユーザーに有益な情報があってはじめて、外部対策が効力をもたらします。
そのため、重要度は変わりませんが、対策に必須なのはコンテンツです。外部対策を行う際は、ターゲットとするユーザーが検索するキーワードに対応したコンテンツが自社サイトにあることが前提となります。

2.

外部対策のリスク

SEOの外部対策では、すべての被リンクが有益であるとは限りません。不用意に被リンクを集めると不正なスパムリンクや、価値のない被リンクを利用することで評価が下がることがあります。一度、評価が下がった場合、適切に処理をしないと順位が回復するまで時間がかかるので注意しましょう。

ペナルティのリスクは関連している他の自社サイトにも悪影響を及ぼす恐れがあるため、定期的な精査と確認により被リンクの内容を見極め、健全化を図ることが重要です。

 

・ペナルティについてはこちら

ペナルティとは?Googleからペナルティを受ける原因や解除方法を解説!

3.

SEOの外部対策の方法

外部対策の基本的な方法は、「良質なサイトからの被リンクを多く獲得する」「低品質なサイトからのリンクをできるだけ抑える」の2つです。

3-1.

良質なサイトからの被リンクを多く獲得する

SEOの外部対策において、リンクの数を意識する際は、質の高いリンクの数がどの程度増えたか?を意識することが重要です。
質の高いリンクを増やす方法は以下の通りです。

(1) 関連度の高いコンテンツを作成する

良質なサイトからの被リンクを獲得するには、他のサイトからリンクを貼ってもらえる関連度の高いコンテンツを作成し、自身のメディアやブログで紹介したくなるようなコンテンツを作成します。

(2) サテライトサイト自体の評価を高める

関連したWEBサイトなど、メインのサイト以外にもSEO目的で運用するサテライトサイトを運営する方法があります。サテライトサイトでも、ユーザーニーズを満たすコンテンツを充実させ、評価を高める取り組みが重要です。

(3) 被リンクを精査する

SEO効果の高い被リンクは、リンクスパムに該当しません。良質なサイトからの被リンクを集める時は、そのサイトのリンク方法がリンクスパムに該当していないかしっかり精査しましょう。

 

・被リンクを精査・確認する方法はこちら

【2020年版】プロ直伝:被リンクのチェック方法(被リンク精査マニュアル有り)

 

・良質なサイトからの被リンクの増やし方はこちら

検証済み:被リンクを増やす方法19選

3-2.

低品質なサイトからのリンクをできるだけ抑える

SEOの外部対策では、不自然で、関連度が著しく低い、低品質なサイトからのリンクをできるだけ抑えるために、定期的に被リンクの精査や確認を行います。

(1) 関連度が著しく低いサイトからのリンクに注意

自社サイトとの関連度が著しく低いサイトや、ページ数が少なく、サイトのテーマとコンテンツ内容がつながっていないような低品質なサイトからリンクを受けている場合は被リンクを否認する必要があります。関連度とは、言語、ジャンルなどの軸で判断します。

(2) サテライトサイトの評価が低い、もしくはペナルティを受けているサイトからのリンクに注意

被リンクを獲得することだけを目的に作成された評価の低いサテライトサイトからのリンクは、Googleのペナルティ対象になりうるため注意が必要です。すでに精査に手間はかかりますが、もしそのようなサイトからのリンクを見つけたら速やかに否認ツールを使って被リンクの否認を行いましょう。

(3) リンクスパムに該当するリンクに注意

現在、検索エンジンの検索順位を操作するリンクスパムのような行為で貼られた不自然な被リンクは、無効化(無視)される仕様になっています。万が一、リンクスパムに該当するリンクが貼られた場合はリンク否認の対応が必要です。

 

・被リンクの否認方法はこちら

被リンクの否認方法をイラスト付きで徹底解説【サーチコンソール】

 

・リンクスパムについてはこちら

リンクスパムとは?意味やチェック方法を押さえて早めの対策をしよう!

4.

外部対策を行う前にやるべきこと

検索エンジンの読み込み能力の向上し、ユーザー目線での施策の重要性が増しています。そのため、被リンクでSEO効果を生み出すには、外部対策を行う前に内部対策を行うことが重要です。

有効な内部対策の概要は以下の通りです。

4-1.

サイトの目的に合ったサイト

WEBサイト内にあるコンテンツがビジネスやユーザーにとって有益な情報であり、またサイトのテーマから外れていないことを確認しましょう。
たとえば、結婚式の話を扱う際に、必要以上にカタログギフトのことを書くと主旨とずれてきます。結婚式であれば、披露宴会場の食事や内装、ウェディングドレス、アクセス情報やお客様の体験談やウェディングプランナーなどの紹介を充実させる方が優先です。引き出物の1つであるカタログギフトについてのコンテンツはサイトテーマとはややずれているので、増やしすぎないように注意します。

4-2.

検索意図(キーワード)に合ったコンテンツか

良質なサイトからの自然な被リンクを多く獲得するには、ユーザーに被リンクを貼りたいと思わせる良質なコンテンツを作成することが大切です。良質なコンテンツとしては、特定のキーワードで検索をかけるユーザーの検索意図に合った情報を提供することが重要です。

 

・コンテンツの質に求められる3つの条件についてはこちら

SEOに効果的なコンテンツを作るために必要なこととは?

4-3.

基本的な内部対策をしているか

WEBサイトに対して基本的な内部対策を実施します。

内部対策の方法はいくつかありますが、主に、

 

  • URL
  • タイトルタグ
  • メタディスクリプション
  • 内部リンク
  • サイト構造

 

などを中心に最適化し、WEBサイトそのものの質の改善に努めます。

 

内部対策に取り組むと、ユーザーにWEBサイトの質や内容が評価されて、自然に貼られた質の高い被リンクを獲得しやすくなります。

 

・内部対策についてはこちら

内部対策とは?SEOにおける重要性や外的要因との違いを理解しよう!

4-4.

被リンクチェック環境を整える

低品質な被リンクを出来るだけ抑え、より質の高い被リンクを獲得するためにも、被リンクチェック環境を整えて、定期的に被リンクの質と量を確認しましょう。Googleサーチコンソールや無料の被リンクチェックツールを使うと、被リンクを貼ったリンク元や質の低いリンクなどを確認できます。

被リンクチェックツールを使用して関連性の低い低品質なサイトや、検索順位を作為的に上げることを目的とした不自然な被リンクを発見した場合は、早急に被リンクを削除する必要があります。

 

・被リンクチェックツールについてはこちら

【2020年版】被リンクチェックツール9社徹底比較

5.

外部対策を深く理解するために

外部対策と関連して押さえておきたい基礎知識や、より具体的な施策方法について解説した記事をまとめています。何から手をつけたらいいか分からないとお困りの方は、以下で挙げる記事を参考にSEO外部対策にぜひご活用ください。

5-1.

アルゴリズムの変動から外部対策を知る

効果的なSEO外部対策を行うためには、Googleの検索アルゴリズムの変動に注目し、Googleの方針に沿ったWEBサイトを作成し運用することが重要です。

▶ペンギンアップデート

2012年4月に導入された外部アルゴリズムアップデートです。2016年9月に実施されたペンギンアップデート4.0以降は、主に作為的なリンク操作を実施しているWEBサイトを評価しないという仕様になっています。このアップデート以降、ペンギンアップデートはコアアルゴリズムアップデートの一部として組み込まれ、自動で行われるようになりました。

 

・ペンギンアップデート概要はこちら

Googleのペンギンアップデートとは?パンダアップデートとの違いや対策について

▶コアアルゴリズムアップデート

2020年1月14日にGoogleから正式発表されたコアアルゴリズムアップデートは、2018年から段階的に実施されてきたアップデートです。コアアルゴリズム検索アルゴリズムのベース部分を大幅に調整するため、概ね全ての検索結果に影響が見られます。

5-2.

良質な被リンクのチェックリスト

効果的な外部対策を行うには、被リンクの品質を見極めるうえでの基準を踏まえた上で、定期的に被リンクを精査・確認することが重要です。

 

・被リンクのチェック方法はこちら

【2020年版】プロ直伝:被リンクのチェック方法(被リンク精査マニュアル有り)

5-3.

被リンクの増やし方

WEBサイト運営者自身でコントロールが難しい被リンクは、作為的な手法はペナルティを受けてしまう可能性があるため注意が必要です。一方、下で紹介する被リンクの増やし方を地道に継続していけば、魅力的なWEBサイトとしてユーザーに評価され、自然な形で外部サイトから貼られたリンクの獲得につながりやすくなります。

 

・被リンクの増やし方はこちら

検証済み:被リンクを増やす方法19選

5-4.

被リンクの精査

効果の高い良質な被リンクを残し、不自然な被リンクだけを削除するには、被リンクの精査が必要です。

 

・被リンクの精査方法や否認方法はこちら

被リンクの否認方法をイラスト付きで徹底解説【サーチコンソール】

6.

まとめ

  • 外部対策とは質の高い被リンクを集めて、Googleから評価を得ること
  • 良質なサイトからの被リンクを多く獲得し、低品質なサイトからのリンクをできるだけ抑える
  • 良質なコンテンツが充実しているサイトは質の高い被リンクを獲得しやすい
  • もともと被リンクが少ないサイトは被リンク効果が発揮されやすい
  • 外部対策も内部対策どちらもバランスよく実施することが重要
  • 不正なスパムリンクや価値のない被リンクはペナルティのリスクが高まる
  • 外部対策を行う前にサイトの目的に合ったページでサイト構築されてるかを確認する
  • 検索意図に合ったコンテンツを充実したサイトは良質な被リンクを獲得しやすい

以上、外部対策の意味や効果、SEOの外部対策の方法について解説でした。


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