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2019.03.04

Fetch as Googleについてわかりやすく解説:旧サーチコンソール基礎編


WEBサイトのインデックス数やSEO効果を促進させるためにも上手く活用したい機能として、今回はGoogleサーチコンソールの「Fetch as Google」について詳しく解説します。

Fetch as Google はGoogleのサーチコンソール内の機能の一つです。WEBページのインデックス数の促進などが可能ということもあり、うまく活用したい機能です。

それでは早速、Fetch as Google機能の種類や基本的な使い方について初心者の方にもわかりやすく紹介します。

▼目次

1.Googleサーチコンソールの「Fetch as Google」とは?

「Fetch as Google(フェッチ・アズ・グーグル)」は、Googleサーチコンソールに含まれる機能の一つです。

Fetch as Googleの「インデックスリクエスト」を使うと、検索エンジンのクローラーであるGooglebotの回遊(クロール)を促すことで新しく投稿した記事を早い段階でインデックスさせ、検索結果に表示されやすくなります。
このほか、Fetch as Googleで確認できる指標はたくさんあるため、それぞれの機能についてさらに詳しく紹介します。

1-1.インデックスリクエスト

WEBサイトを立ち上げた当初や新しい記事を投稿した直後は、なかなかGoogleの検索結果に反映されません。
その理由は、リンクが少ない新規サイトの場合、WEB上を巡回しているクローラーが辿ってくる術が少ないことからインデックスされるまでに時間がかかってしまうためです。

そういったときに便利な機能が、Fetch as Googleの「インデックスステータス」です。

先ほども少し紹介したように、インデックスステータスは新しく立ち上げたWEBサイトや公開・更新して間もないページを、最新の情報としていち早くインデックスされるように該当ページをクロールしてもらうための機能です。

1-2.レンダリングチェック

GoogleのクローラーであるGooglebotから、公開しているWEBサイトがどのように見えているのかを確認できる機能です。ページを構成している画像やCSS、JavaScriptなどが適切に読み込まれているかを確認するときに便利です。

1-3.HTTPレスポンスのチェック

ブラウザ側の要求に対してWEBサーバー側が返す回答をHTTPレスポンスといいます。
「HTTPレスポンスのチェック」機能では、WEBサーバー側からどのような回答が返されているかを確認でき、その結果ページが正しく表示されているかを確認できます。

例えば、WEBサイトの移転に伴いリダイレクト設定をした場合、正しく設定がされているかを確認できます。一口にリダイレクトといっても、301リダイレクトや302リダイレクトなど種類が異なります。

2.Fetch as Googleはどのようなときに使うべき?

インデックスリクエスト以外にも、Fetch as Googleにはいくつかの便利な機能が含まれていることがわかりましたが、実際にそれぞれの機能をどのようなときに使うべきか、そのタイミングについて見ていきましょう。

2-1.新規でWEBサイトを制作したとき

Fetch as Googleを使うと検索エンジンのクローラーを呼び出し、ページを早い段階でインデックスさせることができます。
特に、新しく制作したWEBサイトの場合はクローラーがすぐにページ内をクロールしてくるわけではないため、Fetch as Googleを使ってインデックスのリクエストをしましょう。

インデックスリクエストを使用するだけではく、同時にレンダリングチェックをしてクローラーがWEBサイトの情報をきちんと読み込んでいるかどうかも確認しましょう。

2-2.ページを更新したとき

新規でWEBサイトを制作したとき以外に、「ページを更新」したときはFetch as Googleを使ってインデックスリクエストをするといいでしょう。

検索順位における重要な指標として更新頻度が含まれるとされているため、ページを更新した後はクロールが促進されるようにインデックスリクエストをしておきましょう。

2-3.ページ移転に伴いリダイレクト設定したとき

WEBサイトやページを移転する際に、リダイレクト設定をした場合は正しく設定されているかどうかをFetch as Googleのレンダリングチェックで確認しましょう。

移転後に、特定のページだけ検索結果に表示されない、301リダイレクトで設定したつもりが302リダイレクトになっていた、なんてことも考えられるためです。

2-4.PC用とモバイル用でどのように見えているか確認したいとき

Fetch as Googleでは、PC用のWEBサイトがどのように見えているかレンダリングチェック機能で確認できる他、スマホ用のクローラーを呼び出すことでスマホ用のWEBサイトがどのように見えているのかを確認できます。

3.Fetch as Googleの基本的な使い方

Fetch as Googleの特徴や機能について理解したところで、早速基本的な使い方を見ていきましょう。
一見難しそうに見えますが、使ってみるとわかるように基本的にはURLやクローラーの種類を選択してボタンを押すだけの作業なので、初めての方でも簡単に操作いただけます。

3-1.Fetch as Googleの使い方

クロールの統計情報を使用するにはGoogleサーチコンソールへの登録が必要です。
参考:「【Googleサーチコンソール】使い方や登録方法をイラスト付きで完全解説

Googleサーチコンソールにログイン
② 取得したいWEBサイトURL(プロパティ)を選択
③ ダッシュボード内の【クロール】をクリック
④【Fetch as Google】をクリック
⑤ 取得したいURLを入力する
トップページを取得したい場合は「/」と入力すればOKです。

⑥ Googlebotの種類を選択する
Googlebotの種類は、「PC」「モバイル:スマートフォン」です。
通常は【PC】を選択しますが、モバイル用クローラーからWEBサイトがどのように見えているか確認したいときは【モバイル:スマートフォン】を選択します。

⑦ 「取得」、または「取得してレンダリング」のいずれかをクリック
インデックスリクエストを送ることだけが目的の場合は「取得」を選択します。
ただし、WEBサイトがGoogleに正しく認識されているかを確認するためにも「取得してレンダリング」を選択することをおすすめします。

⑧ データ取得完了
取得、または取得してレンダリングをクリックしたらデータ取得完了まで少し待ちます。長いときは数分かかる場合もあります。
正常にページのクロールが完了しデータが取得されると、ステータス項目に「完了」と記載されます。
その他のステータスが表示された場合は、ページが正しく認識されていないことから、表示されたステータスの内容を「Search Console ヘルプ」で確認して対処しましょう。

3-2.インデックスリクエストの送信方法

データの取得完了をステータスで確認できたら、以下の方法で「インデックリクエスト」を送信します。

① ステータス項目の横にある「インデックスに送信」をクリック
② 「私はロボットではありません」にチェックを入れる
③ 再クロールをするURLを選択して「送信」をクリック
・このURLのみをクロールする:
通常は、該当URLのみをクロールする、を選択します。

・このURLと直接リンクをクロールする:
該当URLとリンクしている他のページもインデックスしたいときは、こちらを選択します。

④ ステータスを確認する
送信をクリックしたら、ステータスを確認し「インデックスに送信されたURL」と表示されていれば送信完了となります。

3-3.レンダリングの確認方法

続いて、「レンダリング」の確認方法を紹介します。

① Googlebotの種類項目の横にある「レンダリング リクエスト」の「✓」をクリック
② 表示された画面でレンダリング内容を確認する


モバイル用のGooglebotを選択してデータを取得していれば、モバイル用のWEBサイトが検索エンジンにどのように見えているのかをレンダリングで確認できます。
レンダリングをした結果、取得できなかった画像のリソースが表示されている場合がある場合はGooglebotがアクセスできるように対処する必要があります。

3-4.HTTPレスポンスの確認方法

「HTTPレスポンス」機能を使って、正しくリダイレクトが設定されているかどうかを確かめる方法を紹介します。

① リダイレクト設定をしたURLのデータを取得する
② データ取得が完了したらURLをクリックする
③ 表示された画面でリダイレクト先やHTTPコードを確認する


JavaScriptを記述してリダイレクト設定をした場合は、URLのデータ取得時に「取得してレンダリング」を選択するようにしましょう。

3-5.Fetch as Googleに表示されるよくあるエラーの対処法

最後に、Fetch as Googleのステータス項目に「エラー」が表示された場合の対処法について紹介します。
 
・見つかりませんでした:
入力されたURLが間違っている可能性があるため、URLを再確認してみましょう。

・権限がありません:
WEBサイト側でそのページの閲覧を禁止していると、HTTP403エラーコードが表示されます。ユーザー管理権限をもつ人に連絡しても解決しない場合は、Googleに直接問い合わせます。

・DNSで検出されません:
ドメイン名が見つからなかったときに表示されるエラーです。ドメイン名が正しく入力されているかを確かめましょう。

・ブロック:
robots.txtを使用してGooglebotのアクセスをブロックしている可能性があります。検索クエリによってはページの検索順位に影響を及ぼす可能性があります。robots.txtを更新すると問題が解決する可能性が高いです。

・robots.txt にアクセスできません:
Googlebotがrobots.txtにアクセスできないときに起こるエラーです。robots.txtが設置されているかを確認しましょう。

・アクセスできません:
リソースの応答に時間がかかりすぎて、リクエストが拒否されたときに起こるエラーです。サーバーが正常に動作しているか、投稿ページを確認しましょう。

・一時的にアクセスできません:
サーバーからの応答に時間がかかりすぎている、URLについてのリクエストが多すぎるときに起こるエラーです。アクセスできないわけではなく、時間をおくことで解決する問題です。

・エラー:
未特定のエラーのことです。もう一度試してみて解決されないときは、ウェブマスターヘルプフォーラムに確認します。


Googleサーチコンソールの「Fetch as Google」は、公開して間もない新規サイトやページをいち早く検索インデックスに反映させたいときに使います。
他にも、WEBサイトが検索エンジンにどのように認識されているかをレンダリング機能で確認できたり、HTTPレスポンスでリダイレクトの状況を確認したりと、クロールエラーやHTMLの問題点なども知らせてくれます。

初心者の方でも簡単に使える便利なツールなので、WEBサイトを運営されている方はこの記事を参考に「Fetch as Google」をご利用ください。

以上、Googleサーチコンソールの「Fetch as Google」についての解説でした。