【Googleアナリティクス】基本的な操作と項目の意味について

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「Googleアナリティクス(Google Analytics)」は、Googleが提供するアクセス解析ツールサービスです。このツールを導入することでWEBサイトへの流入経路や各ページの閲覧回数など様々なデータを確認できるようになります。

Googleアナリティクスを導入しても、「うまく活用できていない・・・」というWEBサイト運用の初心者の方向けに「Googleアナリティクスの基本操作と各項目の意味」について解説します。

1.初心者が見るべきGoogleアナリティクスのレポートまとめ

WEB運営の初心者の方がまずは押さえておきたい「Googleアナリティクスのレポート」は以下のとおりです。どのレポートも、Googleアナリティクス【ホーム】画面から開けます。様々な機能の中から今回は初心者向けの項目だけをご紹介致します。

<リアルタイムレポート>
・リアルタイム>サマリー(概要)
・リアルタイム>地域
・リアルタイム>トラフィック
・リアルタイム>コンテンツ

<ユーザーレポート>
・ユーザー>サマリー(概要)
・ユーザー>ユーザーリスト
・ユーザー>地域
・ユーザー>行動
・ユーザー>モバイル

<集客レポート>
・集客>サマリー(概要)
・集客>すべのトラフィック
・集客>キャンペーン

<行動レポート>
・行動>サマリー(概要)
・行動>サイトコンテンツ

<コンバージョンレポート>
・コンバージョン>目標

まずここで挙げたレポートを中心に確認し、慣れてきたら少しずつ確認する項目を増やしていきましょう。Googleアナリティクスの「リアルタイム」「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」という5つのレポートそれぞれの基本操作と項目については、後ほど詳しく解説します。

1-1.基本用語:ディメンションと指標とは?

「ディメンション」
“地域ごと” のセッション数を見る
“URLごと” のページビュー数を見る
“デバイスごと” の直帰率を見る など
データ解析の対象が「ディメンション」にあたり、上記の場合“〇〇ごと”の部分が「ディメンション」になります。

 

「指標」
・セッション数
・ページビュー数
・離脱率
・直帰率 など
数値の合計や計算することで割り出される「〇〇率」などの数値データが「指標」にあたります。

 

 

2.リアルタイムレポート

「リアルタイム」の項目では、現時点でWEBサイトへの訪問ユーザー数や流入経路、地域、トラフィックなどを調べられます。

 

  1. Googleアナリティクスの【ホーム】画面を開く
  2. 【レポート】を開く
  3. 【リアルタイム】をクリック

 

 

2-1.リアルタイムレポートでわかること

下記のデータを確認できます。

 

・アクティブ ユーザー数(過去 5 分以内にアナリティクスにヒットを送信したユーザー)
・直近 30 分間ごとのヒット数
・直近 60 秒間ごとのヒット数

 

サマリー(※):現在のアクティブユーザー数、流入経路、ユーザーの参照元、最初に表示したページや地域など
地域(※):アクティブユーザーの所在地(国・都道府県・市区町村ごと)
トラフィック(※):どのような経路(参照元)で現在サイトにアクセスされているのかなどの流入方法
コンテンツ(※):閲覧された各ページの総ページビュー数
イベント:ユーザーの行動(カテゴリやリンクのクリック数など)
コンバージョン:設定した目標における達成数の割合

 

閲覧しているユーザーが、どの地域から、どんな経由で、どういったコンテンツを閲覧しているのかを調べるためにも、サマリー・地域・トラフィック・コンテンツの4つは必ず確認しましょう。
(※)は、特に注意深くチェックしたいレポート項目です。

2-2.リアルタイムレポートの基本用語

参照元・・・WEBサイトを訪れる流入元となったWEBサイトのこと
ヒット数・・・WEBサーバにデータがリクエストされた数で、WEBページのアクセス指標の一つ
ページビュー数・・・ページ閲覧数

 

 

3.ユーザーレポート

「ユーザー」の項目では、WEBサイトにアクセスしているユーザーの最新情報や性質を詳しく分析できます。

 

 

  1. Googleアナリティクスの【ホーム】画面を開く
  2. 【レポート】を開く
  3. 【ユーザー】をクリック

 

 

3-1.ユーザーレポートでわかること

サマリー(※):期間・セッション数・ユーザー数・ページビュー数・ページ/セッション・平均セッション時間・直帰率・新規セッション率

アクティブユーザー:指定した期間内に訪問したユーザー数(1日/7日/14日/30日)

ライフタイムバリュー:訪問ユーザーあたりのページビュー数や収益など各ユーザーがどの程度ビジネスに貢献しているかの確認

コホート分析:ユーザー全体から共通の特性を持つユーザーのグループを抽出し、そのユーザーの行動を分析

ユーザーリスト(※):リスト登録されたユーザー限定のアクセス状況や行動データ

ユーザーエクスプローラ:ユーザー個々の行動を分析

ユーザー属性:年齢、性別などのユーザー属性

インタレスト:訪問ユーザーが好むコンテンツ・購買意欲の高いセグメント・興味関心

地域(※):訪問ユーザーの言語・地域・地域ごとの興味や嗜好

行動(※):新規とリピーターの獲得状況、リピート回数、収益への貢献度

ユーザーの環境:訪問ユーザーのブラウザ環境、OS、ネットワーク環境

モバイル(※):訪問ユーザーのデバイスの種類や端末の機種

カスタム:独自に設定するカスタム変数を使った独自情報

ベンチマーク:同業他社から集めた業界データと自社データ

ユーザーフロー:訪問ユーザーの移動経路や回遊状況

 

様々な項目がありますが、中でも「サマリー」画面はWEBサイトの大まかな訪問状況を確認できるため、必ずチェックしておきましょう。

また、「モバイル」の項目では、どの端末(PC、モバイル、タブレット)での訪問が多いのかを確認できるため、モバイル割合が多ければ先ずはスマートフォン向けサイトの改善を行うのが得策です。
(※)は、特に注意深くチェックしたいレポート項目です。

3-2.ユーザーレポートの基本用語

セッション・・・1回の訪問の間に表示されたページ数

ユーザー・・・固有の訪問者のこと

ページビュー数・・・ページが表示された回数

平均セッション時間・・・すべてのセッション時間の合計をセッション数で割った数

直帰率・・・訪問ユーザーが他のページに移動せずに帰った割合のこと

デバイス・・・PC、モバイル、タブレットなどの端末

 

 

4.集客レポート

「集客」の項目では、訪問ユーザーがどこから流入してきたのかを知ることができるレポートです。

 

  1. Googleアナリティクスの【ホーム】画面を開く
  2. 【レポート】を開く
  3. 【集客】をクリック

 

 

4-1.集客レポートでわかること

サマリー(※):WEBサイトのページへ訪問するユーザーの流入元や数、割合などの概要

すべのトラフィック(※):ユーザーの訪問経路や流入元のデータ

Google広告:Googleアドワーズ(Google AdWords)のクリック数や表示回数、コンバージョンに関するデータ

Search Console:ランディングページ・国別・端末別・検索クエリごとのレポート、SEO対策に有効なデータを取得

ソーシャル:設定した目標に対してSNSからの訪問やアクションを計測

キャンペーン(※):実施したキャンペーンの効果を計測・オーガニック検索(自然検索)の推移・コスト分析などのデータ

 

「サマリー」や「すべてのトラフィック」をよく確認しておきましょう。「すべてのトラフィック」内にある【チャネル】と、「キャンペーン」内にある【オーガニック検索】という項目を確認し、訪問ユーザーの流入元を分析することはトラフィックやアクセスを増やすために大切なことです。
(※)は、特に注意深くチェックしたいレポート項目です。

4-2.集客レポートの基本用語

チャネル・・・流入経路をグループ化したもの。下記のOrganic Search、Displayなどは集客レポート内のチャネルグループに当たる。
Organic Search・・・検索エンジンを用いた純粋な検索結果からの流入のこと
Display・・・ディスプレイ広告からの流入のこと
Social・・・ソーシャルメディア(FacebookやTwitterなど)からの流入のこと
Direct・・・参照元のサイトがない、URLの直接入力やブックマーク、メルマガなどを利用した流入のこと
Referral・・・外部ページ経由からの流入のこと
not provided・・・キーワードが分からないときに表示される
Paid Search・・・リスティング広告経由で獲得した流入のこと

 

 

5.行動レポート

「行動」の項目では、訪問ユーザーがWEBサイト内のどのページを見たのか、その行動状況を分析するためのレポートです。

 

  1. Googleアナリティクスの【ホーム】画面を開く
  2. 【レポート】を開く
  3. 【行動】をクリック

 

 

5-1.行動レポートでわかること

サマリー(※):WEBサイト内でのページビュー数や滞在時間などの行動レポート

行動フロー:訪問したページからの回遊状況を視覚的データで表示

サイトコンテンツ(※):ランディングページや離脱ページなど、ページごとの行動レポート

サイトの速度:ブラウザやページごとのサイト表示速度

サイト内検索:WEBサイト内検索を利用した訪問者のサイト内での行動を計測

イベント:ページ上での外部リンクのクリックやダウンロードなどの行動を計測

サイト運営者:AdSenseを利用しているサイト運営者のインプレッション数・一致率・収益化ページビュー数・インプレッション数/セッション・視認範囲のインプレッション数・クリック数・クリック率・収益・収益/1000セッション・eCPMのデータの分析

ウェブテスト:設定した目標におけるABテストの結果のデータ

 

訪問者にランディングページや離脱したページ、直帰率、離脱率など、WEBサイト内での回遊状況について調べられます。
中でも、「サマリー」と「サイトコンテンツ」のレポートをよく確認しておきましょう。離脱率や離脱したページに関するレポートは、WEBサイトの構造やコンテンツの改善などにも役立てられます。
(※)は、特に注意深くチェックしたいレポート項目です。

5-2.行動レポートの基本用語

新規・・・過去2年以内ではじめてWEBサイトに訪問したユーザーのセッションのこと
リピーター・・・過去2年以内にWEBサイトを訪問したことがあるユーザーの2回目以上のセッションのこと
ランディングページ・・・WEBサイトの入り口となる、ユーザーが訪問してきた時に最初に表示されたページのこと
直帰率・・・訪問ユーザーが、訪問ページから他ページに移動することなく離脱したセッション割合のこと

 

 

6.コンバージョンレポート

「コンバージョン」の項目では、設定した目標の達成率を調べられます。

 

  1. Googleアナリティクスの【ホーム】画面を開く
  2. 【レポート】を開く
  3. 【コンバージョン】をクリック

 

 

6-1.コンバージョンレポートでわかること

目標(※):設定した目標の達成率

eコマース:ECサイトにおける売上や請求先住所などの商品販売状況データ

マルチチャンネル:初回訪問からコンバージョンに至るまでの期間や流入経路などのデータ

アトリビューション:目標達成に至った流入経路の成果への貢献度

 

Googleアナリティクスの機能を使ってWEBサイトを分析し、改善へとつなげるためには「目標設定」の作業は絶対に欠かせません。

Googleアナリティクスでは、1つのビューに対して、最大20個の目標を設定できます。コンバージョンレポートの「目標」の項目では、設定した目標をどれだけ達成できているかを確かめるためにも重要なレポートになります。
(※)は、特に注意深くチェックしたいレポート項目です。

6-2.コンバージョンレポートの基本用語

コンバージョン率(CVR)・・・集計期間中の訪問数のうち、設定した目標を達成している割合のこと

 

 


Googleアナリティクスで分析したデータをより正確に、より効果的にWEBサイト運用に活かすためにも、基本項目を押さえることはとても大切です。導入してからうまく活用できていないと感じている方は、上記内容を基に価値ある情報を集めWEBサイトの改善に役立ててください。

 

以上、「Googleアナリティクスの基本操作と各項目の意味」についての解説でした。


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