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2018.05.25

グーグルアナリティクス(Google Analytics)にユーザー追加・複数人で共有する方法


WEB管理において欠かせない作業がアクセス解析ですが、複数名でWEBサイトを担当している場合は「Google Analytics(グーグル アナリティクス)」でのデータを他のメンバーと共有して効果的な情報共有を行うことが出来ます。

こちらの記事では、権限管理によって閲覧や編集ユーザーを追加して情報共有を効率化するための、「Google Analytics(グーグル アナリティクス)を複数人で共有する方法」について詳しく解説します。

▼目次

ユーザー追加とアカウントを共有する方法

「アカウント共有」では、Google Analyticsのアカウントに対して、他のメンバーをユーザーとして追加することができます。ユーザーを追加すると、Google Analyticsに登録済みのWEBサイトをすべてのユーザーが共同で分析できるようになります。

「アカウントを共有する方法」は、次のような手順で進めます。


①アナリティクス管理画面の【管理】をクリック
②左側にある【ユーザー管理者】をクリック
③画面右上にある【+】をクリック
④【新しいユーザーを追加】をクリック
※すでに登録済みのユーザーはこの画面に表示されます。


⑤メールアドレスの項目に招待したいユーザーのメールアドレスを入力
※Googleアカウントに登録されているメールアドレスが必要になります。

⑥付与する【権限】を選択
※権限を選択すると、追加するユーザーに対してどの程度まで権限を付与するかを決めることができます。ユーザーに付与されるアクセス権限には、以下のように4つの種類があります。
※観覧する権限のみ与える場合は「表示と分析にチェック」

・編集
・共有設定
・表示と分析
・ユーザー管理


【編集】
Google Analyticsの収集データやマイレポートに関する各種設定が可能な権限です。
アカウント、プロパティ、ビュー、フィルタ、目標などを作成、編集できます。
「共有設定」の権限は含まれますが、「ユーザー管理」の権限は含まれていません。
WEBサイトを管理する総括者に、この権限を付与するケースが多くなります。

【共有設定】
ダッシュボードやマイレポート、メモ、セグメントの編集など、個人のアセットを作成、共有ができる権限です。
「表示と分析」の権限は含まれますが、目標設定などの数値変更の権限は含まれていません。

【表示と分析】
レポートと設定データの閲覧、レポート内のデータ操作や共有してもらった共有アセットの閲覧ができる権限です。
セカンダリ ディメンション追加、セグメント作成、フィルタ適用などの操作は可能ですが、共有アセットを共同で操作することはできません。
外部への共有やGoogle Analyticsをはじめて利用する向けの権限です。

【ユーザー管理】
ユーザーの追加や削除、ユーザー権限の変更設定ができる権限であり、レポートの閲覧や編集、共同編集の権限は含まれていません。
尚、「ユーザー管理」の権限を持つユーザーは最低一人必要になります。

⑥【ADD】をクリックすればアカウント共有設定完了
※これら4つの権限から選択し、画面右上の【ADD】をクリックすれば、以上で『アカウント共有』の設定は完了です!

データの一部を共有する方法

プロパティやビューなど、全てを共有する必要がないときには、その時に必要な資料だけを共有できる「データの一部を共有する方法」を押さえておくと便利です。

①アナリティクス管理画面の【アナリティクス設定】をクリック

②【プロパティ】、【ビュー】の階層をクリック
※Google Analyticsの構造は、「アカウント」、「プロパティ」、「ビュー」という3つの階層になっています。詳しは、最後に解説します。

③【ユーザー管理】をクリック
※プロパティ、ビューとそれぞれの「ユーザー管理」項目から設定できます。

④付与する【権限】を選択してデータ共有設定完了
※データの一部を共有する方法では、以下のような「Google Analyticsの構造」に注意しながら慎重な作業を行う必要があります。

■Google Analyticsの構造について

Google Analyticの構造は、
・アカウント
・プロパティ
・ビュー

という3つの階層から成り立っています。

Google Analyticsのデータの一部を共有する際には、これらの階層に関して十分に理解したうえで作業を行うことが大切です。

【アカウント】
Google Analyticsの階層構造の最上部にあたるのが「アカウント」です。
この中に、プロパティやビューが入ります。
Google Analyticsをはじめて利用する際にアカウント登録をし、サイト管理者ごとに1つ作成するのが基本です。

【プロパティ】
アカウントの次にくる階層が「プロパティ」です。
Google Analyticsを使ってアクセル解析や分析をしたいWEBサイトごとに作成します。
複数のWEBサイトを運営している場合は、それぞれプロパティを分けて作成をするようになります。
尚、1つのアカウントに最大50個のプロパティを作成することができます。
プロパティを作成したときに発行されるトラッキングコードをそれぞれのWEBサイトに埋め込み、アクセスデータを集計します。

【ビュー】
Google Analyticsの階層構造の一番下に作成される階層が「ビュー」です。
プロパティに集計されるアクセスデータのうち、自分のIPアドレスからのアクセスなど、特定のアクセスを除外するためにフィルタ機能を使うことがありますが、この機能で除外されたデータは再度表示させることができなくなります。
そういった時に必要になるのが「ビュー」機能であり、万が一の設定ミスに備えて、自動作成以外にも複数のビューを作成しておくと安心です。

▶データの一部を共有するときに注意すべきこと
「Google Analyticsの構造」の基本を理解したうえで権限を階層ごとに設定できるのですが、以下のようにいくつか注意すべきことがあります。

・上位の階層で設定した権限は、自動で下位階層に引き継がれる
【プロパティ】で「編集」権限を設定した場合、下位の【ビュー】にも「編集」権限が自動で設定されます。

・下位の階層で設定した権限は、自動で上位階層に優先される
【アカウント】で「表示と分析」権限しか設定していなくても、下位階層の【プロパティ】や【ビュー】で「編集」の権限を設定することはできます。

・下位階層の権限は、上位階層で設定した権限より減らすことはできない
【アカウント】で「編集」権限を設定した場合、下位階層の【プロパティ】や【ビュー】で「編集」以下の権限より減らすことはできません。

※Google Analyticsの構造に関してはやや複雑にはなりますが、ここを深く理解することでより正確な共有設定ができるようになるため、「データの一部を共有する方法」を試す前にきちんと確認しておくようにしましょう。


以上、『Google Analytics(グーグル アナリティクス)を複数人で共有する方法』についての解説でした。