SEO World

2018.10.26

【Googleサーチコンソール】使い方や登録方法をイラスト付きで完全解説


「Googleサーチコンソール」(Google Search Console:旧WEBマスターツール)は、WEBサイトのパフォーマンスの管理や、監視が出来るGoogleが無料で提供しているツールです。
SEO対策にも役立つツールで、使用方法を覚えれば簡単に使いこなす事が出来ますので
サーチコンソールを最大限活用できるように使い方をマスターしてWEBサイトを運営に役立ててください。
具体的には
・外部リンクのチェック
・クロールエラーのチェック
・検索クエリの確認
・サイトマップの送信

など、上記以外にも色々な事が出来ます。

本記事では、WEBサイト運用の初心者~上級者向けに「Googleサーチコンソールの導入方法」「流入キーワードの見方」「外部リンクのチェック方法」「アナリティクスとの同期方法」をわかりやすくお伝えします。

▼目次

1.サーチコンソールの導入方法

1-1. Googleアナリティクスのアカウントを未設定の場合

以下、「Googleアナリティクスのアカウントを未設定(持っていない)」場合のGoogleサーチコンソールの導入方法についてまとめています。

手順① 登録画面からGoogleアカウントでログイン
Googleサーチコンソールのトップページにある登録画面から、Googleサーチコンソールを登録したいGoogleアカウントでログインします。
Googleサーチコンソール

手順② WEBサイトのURLを入力>プロパティの追加
「Search Consoleへようこそ」のページにWEBサイトのURLを入力し、【プロパティの追加】をクリックしてURLを登録します。
手順③ WEBサイトの所有権を確認する
【別の方法】というタグを選択し、「HTMLタグ」を選択>コピーして、WEBサイトのトップページのHTMLコードに貼り付けます。
HTMLコードの</head>前の直前に貼り付けたら、もう一度Googleサーチコンソールに戻って【確認】ボタンをクリックすると登録が完了します。

1-2. Googleアナリティクスのアカウントを設定済みの場合

まずは、すでに「Googleアナリティクスのアカウントを設定済み(持っている)」場合のGoogleサーチコンソールの導入方法についてまとめています。
※Googleアカウントが必要になるので、まだ持っていない方は取得しておきましょう。
Googleアカウント作成は以下URLから可能です。
https://accounts.google.com/signup/v2/webcreateaccount?hl=ja&flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=SignUp

① Googleサーチコンソールのトップページからログイン
② WEBサイトのURLを入力>プロパティの追加
③ 別の方法>Googleアナリティクス>確認
④ Googleアナリティクスと連携するサイトを選択する
⑤ 「Search Consoleを調整」をクリック
⑥ 保存で連携完了!

※以下では、サーチコンソールの導入方法の手順をさらに詳しく解説します。

手順① Googleサーチコンソールのトップページからログイン
ログインには、Googleアカウントを使用します。

手順② WEBサイトのURLを入力>プロパティの追加
「Search Consoleへようこそ」のページにサーチコンソールを導入したいWEBサイトのURLを入力し、【プロパティの追加】をクリックしてURLを登録します。

手順③ 別の方法>Googleアナリティクス>確認
【別の方法】というタブをクリックして、【Googleアナリティクス】を選択します。【確認】というボタンをクリックするとGoogleサーチコンソールへの登録が完了します。
※Googleサーチコンソールを使うにはWEBサイトの管理者なのかを証明する必要がありますが、すでにGoogleアナリティクスを設定済みなので【確認】をクリックするだけで登録が完了します。
手順④ Googleアナリティクスと連携するサイトを選択する
Googleアナリティクスのダッシュボード画面にある【管理】メニューから、【プロパティ設定】をクリックします。
Googleアナリティクス
手順⑤「Search Consoleを調整」をクリック
【Search Consoleを調整】をクリックして、
【ウェブ プロパティ】に記載された「サイト名」と連動するサイトを【Search Consoleのサイト】のリストから選びチェックを入れます。
はじめてGoogleサーチコンソールに登録する場合は一つのサイトが表示されますので、それにチェックを入れて【保存】をクリックします。
手順⑥ 完了>保存で連携完了!
サイトにチェックを入れ保存を押すと次に「確認画面」が表示されます。【完了】をクリックして、最後に【保存】をクリックするとGoogleアナリティクスとの連携が完了します。

2.流入キーワードの見方

Googleサーチコンソールを使うと、サイトを訪れたユーザーがどのようなキーワードで検索して訪問されているのかなど、WEBサイトの状況を詳しく調べることができます。

2-1. Googleサーチコンソールで検索キーワードを見る方法

▶ユーザーが検索しているキーワードの調べ方
手順① ダッシュボード内の【検索トラフィック】をクリック
手順② 【検索アナリティクス】をクリック
手順③ 項目にチェックを入れる(クエリにチェック)
※尚、以前は過去3か月分のデータしか見ることができませんでしたが、現在の新しいGoogleサーチコンソールベータ版では、最大過去16か月までの履歴データを確認することができます。
追記:ベータ版から正式版へ変更されました。2018/9/5

2-2. 検索アナリティクスの基本的な見方

検索アナリティクスの機能では、「クエリ」がデフォルトで選択されていて、そのほか以下の4つの項目にチェックを入れることで検索結果のフィルタリングや比較を行うことができます。
クリック数:ユーザーがGoogleの検索結果画面に表示されたページをクリックして、自サイトに移動した回数の合計のこと。
表示回数:Googleの検索結果に表示された自サイトへのリンクの数。
CTR:平均クリック率。検索結果に表示された回数のうち、クリックに至った回数の割合。
掲載順位:Googleの検索結果における自サイトの平均掲載順位。

クエリ」とは、検索エンジンを使ってユーザーが検索窓に入力した語句やフレーズのことです。このクエリに対して調べたい項目にチェックを入れることで、各キーワードがどういった成果につながっているのかを確認することができます。

検索アナリティクスに表示されたデータからは、WEBサイトに流入があった検索キーワードを確認することができます。「狙ったキーワードでの流入が少ない」、あるいは「想定外のキーワードでの流入が多い」など、Googleサーチコンソールを介して流入キーワードを分析することができます。

▶サーチコンソールはnot providedのキーワードも取得できる!
Googleアナリティクスを使っても流入キーワードを調べることができますが、その場合ほとんどが「not provided」と表示されて、キーワードを詳しく分析することができません。

そこで便利なのが、Googleサーチコンソールです。Googleサーチコンソールの検索アナリティクスという機能を使えば、not providedと表示されてしまうキーワードについても取得することができます。

3.アナリティクスとサーチコンソールの違い

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールとの違いですが、
大まかに分けますと以下のようになります。

Googleアナリティクス ユーザーがサイトに入ったあとの動き

Googleサーチコンソール ユーザーがサイトに入るまでの動き


サーチコンソールはキーワードの順位やユーザーがどのキーワードで流入しているかの確認が出来ますが、WEBサイトに来たユーザーがその後どのような行動を取ったかは分かりません。
アナリティクスはサイトに来たユーザーがどうような行動を取ったか詳細を知る事が出来るツールです。この二つを連携する事によって訪問前のユーザーの行動と訪問後のユーザーの行動を知る事が出来ます。

4.アナリティクスとの同期方法

二つのツールを連携させる事でWEBサイト分析の効率化を図り、WEBサイト運営を改善が出来るようになりますので是非連携しましょう。

4-1. GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの同期方法

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの「同期方法」について解説します。

① Googleアナリティクスを開く
② GoogleアナリティクスにGoogleアカウントでログイン
③ レポート>【集客】>【Search Console】>【検索クエリ】の順にクリック
④【Search Consoleのデータの共有の設定】をクリック
⑤【Search Consoleを調整】をクリック
⑥【追加】をクリック
⑦同期させるサイトを選択して【保存】をクリック
⑧関連付けの追加で【OK】をクリックして同期完了

※以下では、同期方法の手順をさらに詳しく解説します。

手順① Googleアナリティクスを開く
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールが導入されている状態で、Googleアナリティクスを開きます。GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを使用するには、「Googleアカウント」への登録が必要です。

手順② GoogleアナリティクスにGoogleアカウントでログイン
登録済みのGoogleアカウントで、Googleアナリティクスにログインします。

手順③ レポート>【集客】>【Search Console】>【検索クエリ】の順にクリック
Googleアナリティクスのホーム画面左側にある「レポート」の項目から、【集客】【Search Console】【検索クエリ】という順にクリックします。
手順④【Search Consoleのデータの共有の設定】をクリック
「このレポートを使用するにはSearch Consoleの統合を有効にする必要があります」という画面が表示されるので、【Search Consoleのデータの共有の設定】をクリックします。
手順⑤【Search Consoleを調整】をクリック
プロパティ設定の画面が表示されるので、下にある【Search Consoleを調整】という項目をクリックします。

手順⑥【追加】をクリック
「Search Consoleの設定」画面にある【追加】をクリックします。
手順⑦ 同期させるサイトを選択して【保存】をクリック
Googleサーチコンソールを導入しているサイトが一覧で表示されます。同期させるサイトを選択して【保存】をクリックします。

手順⑧ 関連付けの追加で【OK】をクリックして同期完了
「関連付けの追加」というポップアップ内にある【OK】をクリックすると、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの同期が完了します。

4-2. 同期後にGoogleアナリティクスでレポートを確認する方法

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを同期させると、Googleアナリティクス側でGoogleサーチコンソールのレポートを確認できるようになります。
確認方法の手順は以下のとおりです。

手順① Googleアナリティクスを開きログイン
手順② レポート>【集客】>【Search Console】の順にクリック
手順③ レポートを確認


▶確認できるGoogleサーチコンソールのレポート
ランディングページ:ページの表示回数やクリック率、セッション、直帰率などの検索流入に関するデータをページごとに確認できます。
国:国別の検索流入を見ることができます。
デバイス:モバイルやPC、タブレットといったデバイス別の検索流入を確認できます。
検索クエリ:どのキーワードからアクセスされているのかを確認できます。そのほか、クリック数や表示回数、クリック率、平均掲載順位といったデータがキーワードごとに表示されます。

5.外部リンクのチェック方法

Googleサーチコンソール(Google Search Console)を使うと、WEBサイトに貼られている「被リンク」の調査を行うことができます。

今回は、被リンク抽出方法を知りたい!というSEO初心者の方向けに、「Googleサーチコンソールを使った被リンクチェック(抽出)方法」について紹介します。

5-1. Googleサーチコンソールを使った被リンクチェック(抽出)方法

① Googleサーチコンソールを開く
② GoogleサーチコンソールにGoogleアカウントでログイン
③ ダッシュボード>【検索トラフィック】>【サイトへのリンク】の順にクリック
④【詳細】をクリック
⑤【最新のリンクをダウンロードする】をクリック

※以下では、Googleサーチコンソールを使った被リンクチェック(抽出)方法の手順をさらに詳しく解説します。

手順① Googleサーチコンソールを開く
Googleサーチコンソールが導入されている状態で、Googleサーチコンソールを開きます。
※Googleサーチコンソールを使用するには、事前に「Googleアカウント」「Googleサーチコンソール」への登録、「Googleサーチコンソールの導入」といった作業が必要です。

手順② GoogleサーチコンソールにGoogleアカウントでログイン
登録済みのGoogleアカウントで、Googleサーチコンソールにログインします。

手順③ ダッシュボード>【検索トラフィック】>【サイトへのリンク】の順にクリック
ダッシュボード内の【検索トラフィック】【サイトへのリンク】の順にクリックします。
<サイトへのリンク機能で分析できること>
・リンク数の最も多いリンク元:自サイトへ貼られたリンク元のドメインのうち、最もリンク数の多い順に表示されます。
・最も多くリンクされているコンテンツ:自サイトのどのページが最も多くリンクが貼られているかを確認することができます。

手順④【詳細】をクリック
「最も多くリンクされているコンテンツ」という画面にある【詳細】をクリックします。
手順⑤【最新のリンクをダウンロードする】をクリック
サマリー画面に、他のドメインからリンクされているページ一覧が表示されるので、右側にある【最新のリンクをダウンロードする】をクリックします。CSVでダウンロードが開始されます。
CSV形式でダウンロードしたファイルは、エクセルで表示させて閲覧、編集することができます。ダウンロード後はエンコードがUTF-8になっているので、Shift-JISに変換し直す必要があります。もう一つの「Googleドキュメント形式」は、Googleドキュメントで開き閲覧することができますが、エクセルで編集する場合はCSV形式でダウンロードします。

※WEBサイトに適切なリンクが貼られているかはSEOの観点でも非常に重要なことです。自然な形で獲得したリンクが増えているかを、この機能を使って定期的に確認しておきましょう。




6.その他サーチコンソールで出来る事

サーチコンソールを使って出来る事は沢山あります。

・手動ペナルティの確認
・問題のあるメタタグの確認
・外部リンクの否認
・インデックス状況の確認
・インデックスの促進
・クロールエラーの確認
・サイトマップの送信
・内部リンク数の確認
・モバイルからのユーザビリティーの確認
・内部リンク数の確認
・AMPエラーの修正
・モバイル端末で表示した場合にユーザビリティーの問題特定。
・リッチリザルトのステータスレポート

などWEBサイトの現状や問題点、改善点などを確認する事が出来ます。
サーチコンソールのメニューとその内容を解説します。

6-1. Googleサーチコンソールのメニューとその内容

▶検索での見え方
【構造化データ】
構造化マークアップを使用する事で検索結果にリッチスニペットを表示させる事が出来ます。構造化データでは構造化されたデータ情報が表示されます。またマークアップのエラーを確認する事が出来ます。どのタイプの構造化データでエラーが出ているかを確認し修正を行った際に正しく表示されているかを確認してください。
構造化データ

【リッチカード】
検索結果をより視覚的に表示させるリッチカードに関するレポーティングができます。リッチカードを実装した後に、どのようにユーザーに表示されるかを確認する必要があります。この項目は構造化データのエラー修正に役立ちます。リッチカードのステータスを確認することもでき、「無効」「改善可能」「改善の必要がない」の3つに判定されます。

【データハイライター】
通常HTML上で構造化マークアップをしますが、データハイライターを使う事でhtmlソースを編集しなくても直観的にマウス操作だけで構造化マークアップができます。

【HTMLの改善】
タイトルタグが無い、重複しているなどの問題点、メタディスクリプションが無い、重複しているなどの問題点が確認出来ます。内容が全く別のページであるのに同一のタイトルタグを使用していないかを確認し、最適なタグを入れましょう。

【Acceletated Mobile Pages】
WEBサイトにおいて、AMPが見つかると自動的にこの項目にレポーティングされます。AMPにエラーがある場合は、そのエラーレポートを確認することができます。エラーを修正した場合でも再インデックスされてからレポートとして反映されるので、時間差が生じます。修正してから数日後に適用されたか確認しましょう。

▶検索トラフィック
【検索アナリティクス】
サイトのクリック数や、どのような検索クエリで検索結果に表示されているか、クリック率の高いページの発見などWEBサイトのパフォーマンスの分析を行うツールです。
検索アナリティクス

【サイトへのリンク】
どのようなWEBサイトから外部リンクが集まっているかを表示する事が出来ます。
集まっている外部リンクの数、外部リンクのURL、アンカーテキストなどを見る事が出来るので不自然なリンクが無いか確認しましょう。

【内部リンク】
WEBサイトの内部リンクの構造を確認する事が出来ます。
クローラーは内部リンクが多く集まっているページを重要なページと判断しますので
サイト内の重用なページに内部リンクが集まっているか確認しておきましょう。

【手動による対策】
Googleはアルゴリズムで検出されたスパムサイトの順位を自動で下げますが、
アルゴリズムで検出できないものに関しては、人間が目視によってGoogleのガイドラインに準拠しているか判断します。準拠していないと判断された場合はこのページにペナルティが表示されます。

【インターナショナルターゲティング】
複数の言語でWEBサイトを作っている場合に、各ページが適切な国と言語に設定されているかを確認する事が出来ます。日本を対象にした日本語のページしか無い場合は使う事はありません。

【モバイルユーザビリティ】
スマホのページにユーザーが来た時に、フォントサイズが小さい、ボタン同士が近い、など
利用しづらいページになっていないかのチェックが出来ます。
モバイルユーザビリティに問題があるページはエラーが表示されるのでエラーがある場合は改善しておきましょう。

▶Googleインデックス
【インデックスステータス】
Googleにインデックス登録された総数を確認する事が出来ます。
急激に少なっている、急激に増えている場合は問題が起きている可能性があるので
サーバーダウンや、URLの正規が出来て無いなどが無いか確認しましょう。
検索アナリティクス

【ブロックされたリソース】
Googleのクローラーがページにアクセス出来ない状態になっている場合はここに表示されます。robots.txtファイルを使って修正しましょう。

【URLの削除】
誤って見られたくないページを公開してしまった時など、至急ページを非公開にする場合に使います。ただし、URLの削除は一時的な非公開であり、90日間表示されなくなります。

▶クロール
【クロールエラー】
GoogleのクローラーがWEBサイトを巡回する際に、404エラーやサーバエラーなどでクローリング出来ていないURLを確認する事が出来ます。
順位に直接影響がない事が多いですが、重要なページがエラーになっていないかなどチェックを行いましょう。
検索アナリティクス

【クロールの統計情報】
「1 日あたりのクロールされたページ数」「1 日にダウンロードされるキロバイト(KB)数」「ページのダウンロード時間 (ミリ秒)」を確認する事が出来ます。

【Fetch as Google】
新しく作ったページをインデックスしてもらう為にクロールのリクエストを行う事が出来ます。
ページを更新した場合もリクエストをする事でクロールしてもらう事が出来ます。
また、ページがGoogleロボットからどのように見えているかを確認する事が出来ます。

【robots.txtテスター】
robots.txtを使用している場合、クローラーがアクセス制御を正しく行っているかを確認する事が出来ます。
robots.txtに記載されている文法が間違えている場合などはエラーを表示してくれます。

【サイトマップ】
XMLサイトマップを登録する事でより高度なクロールを行ってもらう事が出来ます。
特に、新しく作ったサイトや大規模なサイトにある新しいページなどはクローラーがページを見つけるまでに時間がかかるのでサイトマップを登録しましょう。

【URLパラメータ】
URLパラメータを使ってクロールを制御することができます。