ワードプレスのhttps化(SSL化)設定方法と同時にやるべき4つの設定

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ワードプレスのhttps化(SSL化)設定方法と同時にやるべき4つの設定

最近、多くのWEBサイトでhttps化(SSL化)が進んでいます。GoogleがWEBサイトの常時https化を推奨していることからも、今後もその割合は増え続けていくことが予想されます。
これまでhttpsへの切り替えを放置していた方も、この機会にSSL設定を導入してWEBサイトをhttps化させましょう。

今回は、ワードプレスでサイト運用している方に向けて、サーバー会社別のSSLの設定方法、さらには、うっかり忘れがちなhttps化設定と同時にやるべき4つの設定について詳しく解説します。

1.

サーバー会社別のSSLの設定方法

CMSの代表格であるワードプレス(WordPress)を使って、WEBサイトやブログを運用されている方が多いのではないでしょうか。
ワードプレスのWEBサイトをhttps化する場合、ワードプレス側での設定手順は同じですが、利用しているサーバー会社によってSSLの設定方法や手順が異なります。

ここでは、レンタルサーバーとして有名な「エックスサーバー」と「ロリポップ」を使ったSSL設定の手順を簡単に紹介します。

1-1.

エックスサーバー

エックスサーバーは、2016年6月より簡単かつ無料の常時SSLが利用できるようになっています。サーバーとしても高機能で安定していますし、下記のとおりhttps設定は非常に簡単です。

▶エックスサーバーのSSL設定方法

  1. エックスサーバーのサーバーパネルにログイン
  2. サーバーパネルの【SSL設定】をクリック
  3. https化するドメインの【選択する】をクリック
  4. SSL設定画面の【独自SSL設定の追加】のタブを開く
  5. 内容を確認して【独自SSL設定を追加する(確定)】をクリック
  6. 下記のメッセージが表示されたらSSL新規取得申請完了
  7. 数十分から1時間程度で反映されてSSL設定完了

※エックスサーバーについては、他の記事で詳しく解説しています。

エックスサーバーでワードプレスのサイトをhttps化(SSL化)させる設定手順を解説

 

1-2.

ロリポップ

初期投資を抑えてワードプレスでWEBサイトを始めたい方や、個人利用を目的としている方などに多く利用されているレンタルサーバーがロリポップです。

▶ロリポップのSSL設定方法

  1. ロリポップのユーザー専用ページにログイン
  2. 「ユーザー専用ページ」をクリック
  3. 管理画面の【セキュリティ】をクリック
  4. 【独自SSL証明書導入】をクリック
  5. SSL対応させたい対象ドメインにチェックを入れる
    「SSLで保護されていないドメイン」が表示されます。wwwあり・なし、どちらにもチェックを入れます。
  6. 【独自SSL(無料)を設定する】をクリック
  7. 「SSL設定作業中」のまま5分ほど待つ
  8. SSL設定完了

 

※ロリポップについては、他の記事で詳しく解説しています。

ロリポップでワードプレスのサイトをhttps化(SSL化)させる設定手順を解説

 

尚、SSL設定が完了した後は、https化したURLでアクセスできるかを必ず確認しましょう。ブラウザのアドレスバーの左端に灰色の鍵アイコンが表示されれば、正常にSSL設定がされています。サーバーによって、SSL設定の反映までに時間がかかる場合があります。

 

2.

https化設定と同時にやるべき4つの設定

エックスサーバーとロリポップでワードプレスのサイトを運用している方に向けて、SSLの設定方法を紹介しました。手順からもわかるように、サーバー側でのSSL設定はとても簡単です。

 

ただ、ワードプレスのhttps化はここからが問題です。

ワードプレスのhttps化は、サーバー側でSSL設定をするだけでなく、同時にやるべき設定が他にも残っているからです。

 

以下では、サーバーのSSL設定とは別にやるべき4つの設定についてまとめます。

 

  • ワードプレスのURL設定を変更する
  • WEBサイト内にあるURL(内部リンク・画像)を変更する
  • httpsへのリダイレクト設定
  • GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定変更

 

2-1.

ワードプレスのURL設定を変更する

サーバー側のSSL設定をすることでWEBサイトのURLがhttpsに変更されるため、ワードプレスの管理画面からhttps化されたURLを設定し直す必要があります。

▶ワードプレスのURL設定方法

ワードプレスのURL設定を変更する前に、念のためワードプレスのデータをバックアップしておくと安心です。バックアップにはBackWPupというプラグインを使うと簡単に作業できます。

 

ワードプレスのURL設定方法は以下のとおりです。

 

  1. WordPressにログイン
  2. 管理画面の【設定】をクリック
  3. 【一般】をクリック
  4. 一般設定の2項目を変更する
    ・WordPressアドレス(URL): httpをhttpsに変更
    ・サイトアドレス(URL): httpをhttpsに変更
  5. 【変更を保存】をクリックしてURL設定完了

 

2-2.

WEBサイト内にあるURL(内部リンク・画像)を変更する

https化したWEBサイトでつい忘れがちな設定が、WEBサイト内のURLの変更です。

ここまで、サーバー側でSSL設定をしてWEBサイトをhttps化したり、ワードプレス側のURL設定をhttpsに変更したりという作業をしてきましたが、これだけではWEBサイト内で使用されているURLはhttpのままです。

 

内部リンクや画像など、WEBサイト内には大量のURLが存在するため、すべてを手作業でhttpsに置き換えるのは大変です。

ということで、ワードプレスでWEBサイトを運営している場合は、「Search Regex」というプラグインを使って、すべてのリンクを一括でhttpsに置き換えます。

 

Search Regexを利用したURLの変更方法は以下のとおりです。

 

  1. WordPressの管理画面にある【プラグイン】をクリック
  2. 【新規追加】をクリック
  3. 検索窓に「Search Regex」と入力して検索
  4. 【今すぐインストール】をクリック
  5. 【インストール済みプラグイン】をクリック
  6. Search Regexの【有効化】をクリック
  7. 管理画面の【Search Regex】をクリック
  8. Search Regexの画面で下記(※)のように設定する。
  9. 【Replace】をクリック
  10. 置き換え一覧を確認
    置き換え後をする部分が赤色で表示されます。置き換え後は基本元に戻せないため、念入りにチェックしましょう。
  11. 【Replace&Save】をクリックして置き換え完了

 

(※)

Source:Post content

Limit to:No limit

Order By:Ascending

Search pattern:https化する前のURL(http)を入力

Replace pattern:https化後のURL(https)を入力

Regex:(選択しない)

「Search pattern」と「Replace pattern」以外はデフォルトのまま

 

2-3.

httpsへのリダイレクト設定

httpからhttpsに移行したら、ユーザーやGoogleなどの検索エンジンを適切にページに誘導する必要があります。
例えば、ブックマークやSNS上のリンクから旧URLにアクセスされた場合に、https化された新URLのページへ転送するための方法が301リダイレクトです。

301リダイレクトの設定方法は、.htaccessへ記述する方法とワードプレスのプラグインを利用する方法があります。

▶.htaccessへの記述方法

サーバーにより設定できないこともありますが、.htaccessで301リダイレクト設定をする場合は、以下のコードを.htaccessファイルの先頭部分に記述します。

RewriteEngine on

RewriteCond %{HTTPS} off

RewriteRule ^(.*)$ https://○○○○/$1 [R=301,L]

○○○○の部分は、自サイトのドメインに変更します。

 

▶ワードプレスのプラグイン(Redirection)を利用した方法

FTP専用のファイル転送ソフトの使い方がわからないときは、ワードプレスの「Redirection」というプラグインを利用した設定方法がおすすめです。

 

Redirectionを利用した301リダイレクトの設定方法は以下のとおりです。

 

  1. WordPressの管理画面にある【プラグイン】をクリック
  2. 【新規追加】をクリック
  3. 検索窓に「Redirection」と入力して検索
  4. 【今すぐインストール】をクリック
  5. 【インストール済みプラグイン】をクリック
  6. Redirectionの【有効化】をクリック
  7. 管理画面の【ツール】をクリック
  8. 【Redirection】をクリック
  9. 「Add new redirection」内の項目(※)を記述する
  10. 「Add Redirect」をクリックしたら301リダイレクト設定完了

 

(※)

Source URL:リダイレクト対象のURLを入力

Target URL:リダイレクト先のURLを入力

HTTP code:「301 – Moved Permanently」に設定
Group:「転送ルール」に切り替える

 

▶ワードプレスのプラグイン(Simple 301 Redirects)を利用した方法

Redirectionの他、「Simple 301 Redirects」というプラグインを利用した301リダイレクトの設定方法を紹介します。

 

  1. WordPressの管理画面にある【プラグイン】をクリック
  2. 【新規追加】をクリック
  3. 検索窓に「Simple 301 Redirects」と入力して検索
  4. 【今すぐインストール】をクリック
  5. 【インストール済みプラグイン】をクリック
  6. Simple 301 Redirectsの【有効化】をクリック
  7. 管理画面の【ツール】をクリック
  8. 左側のボックスに移行元のURL(http://)を設定
  9. 右側のボックスに移行先のURL(https://)を設定
  10. 「変更を保存」をクリックしたら301リダイレクト設定完了

 

.htaccessファイルやプラグインを利用してURLの正規化をしたあとは、必ず301リダイレクトが正常に動作しているかを確認しましょう。301リダイレクト設定をしたURLにアクセスして、正しいページにきちんと転送されているかを確かめます。

 

2-4.

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定変更

常時https化(SSL化)に対応したあとに、うっかり忘れがちなのがGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定変更です。

▶Googleアナリティクスの設定変更

Googleアナリティクスで行う設定変更は、プロパティ設定とビュー設定の2つです。

 

1. Googleアナリティクスにログイン
2. 画面左下の歯車のアイコンをクリック

【プロパティ設定】

3. プロパティの項目の【プロパティ設定】をクリック

4.「デフォルトのURL」の項目でhttps://を選択

5.【保存】をクリックしてプロパティ設定の変更完了

【ビュー設定】

6. 歯車のアイコンをクリック

7.【ビュー設定】をクリック

8.【ウェブサイトのURL】をクリック

9. プルダウンの項目でhttpを「https」に変更

10.【保存】をクリックしてビュー設定の変更完了

 

▶Googleサーチコンソールの設定変更

続いて、Googleサーチコンソールの設定を変更します。

Googleアナリティクスでは設定を変えるだけの作業でしたが、Googleサーチコンソールは新規サイトとしてhttps用プロパティを追加する作業やサイトマップの再登録が必要です。

 

1. Googleサーチコンソールにログイン

【https用プロパティを追加】

2.【プロパティを追加】をクリック
3.表示されたダイアログにhttps化したWEBサイトのURLを入力
4.【追加】をクリック
5. 所有権確認ページの【確認】をクリック

以前からGoogleサーチコンソールを利用している場合、トラッキングコードがすでにWEBサイトに埋め込まれているため、確認ボタンをクリックします。

6.【続行】をクリック

「https://(サイト名)の所有権が確認されました。」とメッセージが表示されたら続行をクリックします。

7.ホーム画面に新規サイトが追加されていることを確認

【サイトマップの再登録】

8.追加されたWEBサイトをクリック
9. 「現在のステータス」の項目から【サイトマップ】をクリック
10.【サイトマップの追加/テスト】をクリック
11.ダイアログにサイトマップURLを入力
12.【送信】をクリック
13.表示されたダイアログの【ページを更新する】をクリック
14.サイトマップの再登録完了

 

※手順6の段階で、仮に所有権の確認ができない場合は認証作業をします。Googleサーチコンソールの使い方は、「【Googleサーチコンソール】自分で出来る登録方法 使い方ガイド」にて詳しく解説しています。

 

▶アナリティクスとサーチコンソールを紐付ける

  1. Googleアナリティクスにログイン
  2. 画面左下の歯車のアイコンをクリック
  3. プロパティの項目の【プロパティ設定】をクリック
  4. Search Consoleの項目の【Search Consoleを調整】をクリック
  5. 表示された旧サイトURL(http://)横の【編集】をクリック
  6. 「Search Consoleのサイト」に設定されているURLを選択
  7. 【保存】をクリック
  8. 関連付けの追加というダイアログの【OK】をクリックして紐漬付け作業完了

 


ワードプレスで運用しているWEBサイトのhttps化は、今回紹介しように案外簡単で初心者も比較的にすぐに設定できます。

 

その一方で、うっかり忘れてしまいがちな設定が、

  • ワードプレスのURL設定を変更する
  • WEBサイト内にあるURL(内部リンク・画像)を変更する
  • httpsへのリダイレクト設定
  • GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定変更

といったhttps化設定と同時にやるべき4つの設定です。

 

https化設定の他に、このような設定が必要なことを知らないと後で大変なことになってしまいます。そのため、近い将来に慌てて設定し直すということがないように、今のうちからWEBサイトのhttps化を計画的に進めておくことが大切です。

 

以上、httpsの基本知識からサーバー会社別のSSLの設定方法、https化設定と同時にやるべき4つの設定についての解説でした。


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