【2020年最新版】外部リンクは順位に影響があるのか?
SEOや順位評価における外部リンクとはどのような影響があるのでしょうか?
『外部リンクは大事な評価項目』
『外部リンクはペナルティリスクが高い』
『今はコンテンツSEOの時代だから外部リンクはほぼ意味ない』
など話す人によって感想や外部リンクに対する認識がバラバラでわからない。
というご経験がSEOに携わった人ならあるのではないでしょうか?
弊社記事(下層ページ)に外部サイトから外部リンクを設置した後に
順位に変動があった為順位の推移をレポートしました
※順位操作が目的では無くどの様な流入数になるのかの検証です。
是非外部リンクの今日の影響・働き・有効性について確認いただければ幸いです。
実際に弊社管理媒体から外部リンクとして設置
対象サイトはSEOWorld記事の【SEOにおけるサイテーションとは】の記事
URL:https://seoworld.jp/seo-citation/
https://seoworld.jp/seo-citation/ のURL情報
- SEOWorldへの投稿日:2020年8月19日
- 被リンク状況:被リンクドメイン数→1 被リンク数→1
- 発リンク→1 内部リンクはテキスト内→0

弊社コーポレートサイトからの被リンクしかない状態でスタート
弊社管理媒体情報
管理媒体URL:https://trentinowellness.net/
リンク設置日:2020年9月15日

順位計測検証
9月15日 外部リンク設置初日
9月15日時点 被リンク状況:被リンクドメイン数→2 被リンク数→2

Googleハネムーンの影響かインデックスをされてか即時、掲載順位は上昇。
その後計測キーワードは断定的ですが順調な上位掲載へと順位推移。
72位→17位→22位→13位という推移(2020年9月15日時点)
9月28日

外部リンク設置から13日後。
13位だった順位が8位に上昇。
8位なので検索結果として【SEO サイテーション】で1ページ目の検索結果に入る。
対象キーワード自体は検索ボリュームが少ない1つのキーワードでしかないので単なる【結果】でしかないが結果的にはリンク設置後10位以内へ。
10月2日

少し下降してしまいました。
サーチコンソールのデータでも微小な数値ですがCTRが落ちました。
10月6日

順位に変動があります。
オーガニックトラフィックは上昇傾向にありますが10月に入ってからは横ばいです。
結論

外部リンクの設置は順位変動に影響はあると言える結果と致しました。
実際に評価基準の一つとして機能し、反応もすると言えると思います。

設置してから短期間の計測ですが順位に変動が発生致しました。
※もう少し検証は必要だと思います。
また外部リンク設置という事はリンクプログラムの内容にも少なからず影響があるのでその辺りについても引き続き注視していきたいと思います。
参照元:https://support.google.com/webmasters/answer/66356?hl=ja
その他検討要因

・検索ボリュームの多寡
【SEO サイテーション】の月間検索ボリューム → 30

単一キーワードでかつ検索ボリュームが少ないので、その他のキーワードを複合して検証・計測をしたり、検索ボリュームがより多いキーワードでも同様の検証・計測をしてみる余地があると思います。
・外部リンクの質
被リンク内のテキストの内容が寄っている・関連度が高いからなのか・テキストの文字数はどうか・被リンクドメインと被リンクの割合(リンクポピュラリティ)なのか
など被リンクに関連する要素や質の点では変更改善の余地が多分にあると思います。
・https://seoworld.jp/seo-citation/ の記事の質
被リンクを貼る以前から単純な順位は上昇していた状態でした。
一定の水準をある程度は満たしている記事(ページ)にはなっているが外部リンクの要素で上がったのかまだ経過計測が必要であると思います。
SEO担当者の方へ・まとめ

外部リンクの設置・支援を先入観で【全否定】というのはある意味リスクがある事ではないでしょうか。
もちろん出所不明な有料リンクを購入したり、関連性の無いリンクを設置し効果を期待する。
という【順位操作】を目的として設置するのはリスクが大きいと言えます。
外部リンク自体はサイトの【信頼性】をとして評価されランキング要素の一因になっていると弊社は考えておりますので(その他企業内の他ドメインであればユーザビリティなどの要素で有益になります。)外部リンクが意図しないアクセスや流入になるのであれば一切避ける・否定すべきだとは思います。ですが関連性が高くその外部リンクから流入がある事にユーザーの為になるという意図があれば評価されると思います。
上位に掲載されているサイトはほとんど外部リンクが貼られています。
それはサイト構成以外に【信頼性】に足る外部リンク構成があるからだと思います。
外部リンクの最適化はSEOの掲載順位には重要な要素であると弊社は考えております。

少し古いですが外部リンクの衰退の過度期である2015年にGoogleのJohn Mueller氏が
English Google Webmaster Central office-hours hangoutでユーザーからの質問に対し下記の様に答えています。
はっきり言うと、被リンクがないと上位表示は困難です。
https://www.youtube.com/watch?v=3aI5qRdK-4c
インターネット上に存在する他のサイトとどのような関係性があるのか、その状態では判断できないからです。被リンクが付いて評価やジャッジが済んだサイトならまだしも、被リンクもないようなサイトだと非常に難しいと思います。
論理的には被リンク無しでの上位表示は可能ですが、実際に行うとおそらく困難でしょう。もし他に優れた競合サイトがある場合、不可能ではないが、おそらく難しい。
少なくても9/15に弊社で設置した外部リンクに対して手動ペナルティ通知は来ておりません。上記を踏まえ思考を辞めて【外部リンクはブラックボックス】で済ますのでは無く
弊社では外部リンクについてできる範囲で詳しく分析・効果検証を行いSEOWorldで発信していきたいと思っております。
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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