【アップデート情報】ペンギンアップデート4.0について
外部リンクのSEO効果を高めるには数ではなく質の良さが重要
ペンギンアップデート4.0が更新されてから、外部リンク(被リンク)への評価や、不正リンクやネガティブSEOへの制裁が大きな変革を遂げました。
価値の低いWebサイトやページは自動で無効化され、評価対象にならないため順位は変動しないといわれています。自分の意思に反して不正なスパムリンクを張られた場合でも、ペナルティを課せられるリスクが格段に減ったことは非常に大きな効果です。
このことからも分かるように、最新のGoogleでアルゴリズムでは高品質な外部リンクであればあるほど高く評価されているともいえるのです。以前は、外部リンクを認識する技術があまり高くなかったことから、外部リンクの内容はさておき、張られた外部リンクの数だけで評価されている時期がありました。
しかし今は、「外部リンクのSEO効果は数ではなく質の良さ」が重視されます。
これからSEO対策のために外部リンクの施策をしようという時には、より自然なリンクであること、そして、「高品質のサイトやページを持つ外部リンクを得ること」がSEO対策の効果を左右するといっても過言ではありません。
では「ペンギンアップデート4.0」の詳細についてご紹介します。
『ペンギンアップデート4.0』による外部リンクのスパムへの対応とその後
ペンギンアップデート4.0の効果
「ペンギンアップデート4.0」では、逆SEOやネガティブSEOをされても大きな被害を受けることは無くなりました。その理由は、ネガティブSEOの標的になったとしても、張られた不正リンクをただ単に「無視する」と認識されるようにアップデートされたためです。
不正リンクが張られてしまっても、それらはただ無視されるだけなのでGoogleからペナルティを宣告される心配もなく、検索順位に大きな影響を受けることが無くなりました。
このように、SEO対策のための外部リンク施策はペンギンアップデート4.0の登場により不正リンクトラブルが大きく改善していたといえるのです。
また、これまでのペンギンアップデートでは手動による更新がされていましたが、ペンギンアップデート4.0以降は「アップデートが自動」で行われるようになりました。
アップデート後・・・逆SEOは防げる?リンクの否認ツールは必要ないの?
ベンギンアップデート4.0になる前は、逆SEOやネガティブSEOによる危険を回避するために「否認ツール」を多用していました。否認ツールを使えば、ペナルティの危険性がある悪質な外部リンクを探し出して手動でリンクを無効化することができます。
その後、ベンギンアップデート4.0になってからは、不自然な外部リンクが発見されても自動で無効化されてペナルティに陥るリスクが軽減しました。そのため、今では以前のように否認ツールを多用する機会も極端に少なくなっています。
とはいえ、「逆SEOやネガティブSEOによる不正な外部リンクを100%検出できるわけではない」ので、否認ツールが全く不必要になったわけでもありません。わずかながら、質の低い外部リンクを受けて検索順位が下がってしまった・・・という情報もあるためです。
ベンギンアップデート4.0によるスパムリンクへの対応を実感しながらも、万が一不正な外部リンクを発見した場合には否認ツールを使うなど、念には念を入れた万全の体制でSEO対策に取り組むとより安心です。
ペンギンアップデート4.0に関するおさらい
- 外部リンクのスパムは無効化され検索順位の変動なし!
- バージョンのアップデートが自動化!
- 万が一順位が下がるなどの影響があれば、否認ツールをしたほうが良い!

今回は、Googleも認める「外部リンクのSEO効果」について、さらには外部リンクと大きな関連性をもつ「ペンギンアップデート4.0による外部リンクのスパムへの対応やその後」などを中心に解説してきました。
「検索順位を上げたいと思っているけど、無暗やたらに施策をするのもペナルティのリスクがあって心配・・・」という方もいるでしょう。
そんな時こそ今回の記事を参考に、積極的に外部リンクに対する知識を増やしていき、対策をしていきましょう!
ペンギンアップデート4.0からは自動で更新されるようになり、ネガティブSEOや逆SEOの脅威に脅かされることも大きく軽減しました。このようにSEO対策におけるアルゴリズムや検索ロボットの認識技術は日々改良を重ね進化し続けているのです。
大切なことを重複して述べてきましたが、SEO対策では「良質で自然な外部リンクほど高い評価を受けやすい」ということを最後にもう一度述べたいと思います。
これから先も、よりユーザーに有益で最良化を重ねたWebサイトやページが高い評価を得ることは間違いありません。それは、外部リンクという施策でも同じです。
SEO対策を行うときには、サイトの最適化を意識した改良を重ねることが大きな効果をもたらすといっても過言ではないからです。
そして、時代の流れに乗り遅れることがないように、外部リンクによる効果やペンギンアップデートに関する最新情報を常にチェックしてSEO対策を行うようにしましょう!
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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