【SEOCON2020】ページスピード


ページスピードの重要性

2日目の最終セッションでは、「ページスピード」についてYoast.comのJono Alderson氏から説明がありました。
セッション冒頭では、ページスピードの重要性について解説していました。
・48%の人々が2秒以内にページが表示されてほしいと思っている。
・ページ表示開始に3秒以上かかると50%のユーザーが離脱する。
・Cartのプロセスが遅い場合、20%ものユーザーが離脱する。
上記のように具体的な数字を交えて、ページスピードを速めた方が良い理由を述べていました。

ページスピードの改善をする際には、サイトのページの構成がどのようになっているかを把握し、「各箇所において改善できる箇所を整理すると良いです」と述べていました。
ページ表示の速度改善は、ページ内のコンテンツのパーツごとにそれぞれ改善できるので、一度見直してみることを勧めていました。
ページスピードの改善

ページ速度改善をする際に、大きな括りで取り組むことができるのが下記3つの点です。
1.サーバー
現在使用しているサーバーの改善を行うことで、ページの表示速度が上がるケースは多いです。
2.CMS・プラグイン
ワードプレスを使用している方は、無駄なプラグインが入っている場合は削除することを勧めていました。
3.HTML/CSS
HTMLやCSSの最適化を行うことで、速度アップができることもあります。
この3点も、一度見直しておくことを勧めていました。

その他にも、キャッシュの利用やAMPなど、ページ速度を速める方法がいくつか紹介されていました。
最後に、「ページスピードの改善ができる箇所・できることはサイトによって必ずあるので、全体的にサイトの見直しを進めてみてください」と述べていました。

Yoast.com Jono Alderson氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司
SEOWORLD施策部からのコメント 今回は「ページスピード」というテーマで、ページの表示スピード改善方法について学ぶことができたセッションでした。ユーザー目線で見た際に、ページの表示速度はとても重要なポイントの一つになりますので、今後多くのWEBサイトが改善していく部分であると思いました。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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