【SMX EAST 2019】2019年のSEOランクイン要素まとめ


SMX EAST 2019第二セッションは「2019年のSEOランクイン要素まとめ」というテーマで、RustyBrickのBarry Schwartz氏、SEO In-houseのJessica Bowman氏、Search Engine LandのDetlef Johnson氏の3名が2019年のSEOを振り返り、ランクイン要素について説明していました。
コンテンツ

セッション冒頭では、ランクイン要素を6つの分野に分けてまとめていると解説していました。分野は「コンテンツ」「アーキテクチャー」「HTML」「信頼性」「リンク」「ユーザー」の6つで、最初は「コンテンツ」について解説がありました。
コンテンツ分野では以下のような細かい要素について補足説明していました。
・しっかりとしたクオリティの高いコンテンツを作れているか
・キーワードリサーチをしっかりと行い、サイト流入の導線を整備できているか
・しっかりと更新されているか
etc
アーキテクチャー

続いての2つ目の分野「アーキテクチャー」では以下の内容について解説していました。
・クロールのチェック
・スマホ対応
・ページの表示スピード改善
・HTTPs化
etc
SEOを行う上で、アーキテクチャー分野も重要な要素であり、2019年にもGoogleからアーキテクチャー分野の重要性が何度も強調されていました。
HTML

3つ目の「HTML」の分野では以下の内容について解説していました。
・タイトル、ディスクリプション、h1などのタグ
・サイト構造
etc
タイトルにキーワードを入れるなどのことは以前から広く知られていますが、現在でも重要な要素であるのでしっかりと整えておいた方が良いです。
信頼性

4つ目は「信頼性」についてでした。
昨今、よく聞くようになった「オーソリティー」などについて主に説明されていました。
サイトの信頼性の評価は以前にも増して厳しくなっており、「きちんと専門的な知識をもった人がコンテンツを作っているかどうか」がより大切になってきています。
リンク

5つ目の分野「リンク」では改めてリンク要素の重要性が強調されていました。
リンクの力は今でも健在で、良質なウェブサイトからのリンクをもらえるとSEOでプラスに影響してきます。
ユーザー

最後の分野は「ユーザー」についてでした。
・ユーザーはどこの国や地域にいる人たちか
・UXのチェックをしっかりとできているか
などのことについて説明していました。
マイナス要素

また、今回のセッションではSEOにとってマイナス要素となる施策についても触れていました。
以前から言われていることではありますが、クローキング行為やテキスト隠し、広告ばかりのコンテンツなどはマイナス要素となり、SEOにとってよくない結果となります。
新しいトレンド

セッション終盤ではこれから検索シーンで重要な存在となると言われている「音声検索」「画像検索」「動画検索」「ローカル検索(マップなど)」についても言及していました。

プレゼンテーター
■SEO In-house
Jessica Bowman氏
■RustyBrick
Barry Schwartz氏
■Search Engine Land
Detlef Johnson氏
SEOWORLD施策部からのコメント 今回は「2019年のSEOランクイン要素まとめ」ということで、SEOの要素について総合的に振り返ることができたセッションでした。弊社ではセッションで得た総合的な情報を基に、2020年のSEO対策にも力を入れていきたいと感じたセッションでした。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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