【SMX EAST 2019】スパムとペナルティー


SMXEAST2019第五セッションは「スパムとペナルティー」というテーマで、MicrosoftのFrederic Dubut氏とSearchBrothersのFili Wiese氏の2名からプレゼンテーションがありました。それぞれGoogleとBingのスパム・ペナルティーについて解説していました。
検索エンジンのアップデート

プレゼンテーション冒頭では検索エンジンの仕組みやアップデートについて解説していました。
アップデートについての説明時には、「アップデートで順位が下落してしまい、ペナルティーを受けたのかと勘違いする人が多いので、アップデートがいつ起きているのかをしっかりと把握しておきましょう」と述べていました。

また、良いドメイン例と悪いドメイン例についても解説していました。
上のスライドの例では、クエリをそのままドメイン名に入れるようなことはあまり効果もないのでおすすめできないと述べていました。
スパムとペナルティーの種類

セッション中盤では、スパムの種類やペナルティー対象となる行為について述べていました。

以前から言われていることではありますが、隠しテキストなどはスパム行為となり、ペナルティーの対象にもなりえると強調していました。

その他にも無価値なアフィリエイトや広告過多となっているページなども対象になりうると述べていました。

ペナルティー解除について

セッションの後半ではペナルティーの解除について解説していました。
ペナルティー解除に関する話が面白く今回のプレゼンテーションで一番印象に残りました。
ペナルティーを受けた場合は、サーチコンソール上から再審査のリクエスト等を行っていくのですが、中には挑発的な文言で再審査を送ってきたり、好戦的な文言が送られて来たりすることがあるようです。
いくつか再審査リクエスト例を共有していましたが、何個か衝撃的な表現をしている文言があり、会場でも笑いが起こっていました。

ペナルティー解除時のリクエスト内容については、「再審査リクエストをするときは、何をどう対処したのかを事実に沿ってわかりやすく記載し、虚偽の内容を書かないように注意してほしいです。」と強調していました。
「検索エンジン側から指摘されている点を修正し、しっかりと対応していけば、ペナルティー解除が進んでいきます」とも述べていました。

プレゼンテーター
■Microsoft
Frederic Dubut氏
■SearchBrothers
Fili Wiese氏
SEOWORLD施策部からのコメント 今回は「スパムとペナルティー」ということで、改めてスパムとペナルティーについての知識を整理できたセッションでした。ペナルティー解除の解説が特に印象に残っており、再審査リクエストの際は、しっかりと対応していく必要があると改めて感じました。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
この記事をシェアする