【SMX EAST 2019】音声検索とSEO


SMX EAST 20191日目の最終第七セッションは「会話型検索と音声検索」というテーマで、3Q DigitalのBrittany Page氏とPerficient DigitalのEric Enge氏からそれぞれプレゼンテーションがありました。音声検索やSEOとの関連について解説していました。
音声検索とは

プレゼンテーション冒頭では、音声検索の現状について触れていました。
音声検索を利用している人は徐々に増加しており、今後益々利用者が増加してくると言われています。

音声検索のツールは下記の4つがメインで使われているようです。
1.アップルのSiri
2.GoogleのGoogle Assistant
3.AmazonのAmazon Alexa
4.MicrosoftのCortana
それぞれ音声検索の質を徐々に改善しており、ユーザー数も伸びてきているようです。

また、音声検索で検索されることは主に以下の4つに分類されているようです。
1.一般的な情報・・・・・・・・・30%
2.パーソナルアシスタント・・・・27%
3.ローカルインフォメーション・・22%
4.エンターテイメント・・・・・・21%

検索しているクエリについては5W1H(What,Who,Why,Where,When,How)で始まるクエリが多く、音声検索への対応を考える際には、5W1Hの質問に沿ったコンテンツを用意することが重要であると述べていました。
音声検索とSEO

セッション後半では「音声検索とSEO」ということで、音声検索に対し、どのようなことに取り組むべきかを解説していました。

音声検索のクエリは通常の検索と異なり、長くなる傾向があることが多く、こうしたクエリに対する適切なコンテンツを用意することがSEOにおいて重要になってくると述べていました。
<例>
テキスト | 音声検索 |
pizza near me | Where is there a pizza restaurant near me? |

音声検索に対応したコンテンツを作るためにはおおまかに以下の3点を意識してコンテンツ作りを行っていくことを勧めていました。
1.見込み客や顧客にとって関心がある質問をまとめる。
2.同義語をまとめる。
3.ユーザーが問うであろう質問に対する詳細な回答をまとめる。


プレゼンテーター
■3Q Digital
Brittany Page氏
■Perficient Digital
Eric Enge氏
SEOWORLD施策部からのコメント 今回は「音声検索とSEO」ということで、音声検索の現状について学ぶことができたセッションでした。音声検索はSEO業界の中でもかなり注目を浴びているので、今後も引き続き動向を確認していきたいと思います。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
この記事をシェアする