次なる創造的破壊は音声検索ではなく、対話型AIである【SMXLondon2019】

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次なる創造的破壊は音声検索ではなく、対話型AIである【SMXLondon2019】

SMXLondon1日目最初のセッションは、マイクロソフトのJason Miller氏によるプレゼンテーション。テーマは「次なる創造的破壊は音声検索ではなく、対話型AIである」でした。
このセッションでは
「昨今、マーケティングによる消費者からの注目集め競争が続いている中、消費者は様々なデバイスを通して様々なメディアコンテンツに触れるようになってきました。この流れは消費者がIOT及び音声対応デバイスを日常に取り入れることによってさらに加速されています。私たちは、この流れに対してどのようにマーケティング戦略を再考するべきでしょうか。」
という課題提起のもと、要約すると以下3点の話がされました。

1.

会話型AIは今後さらに活用されていく

近い将来、会話型AIの認知はますます広がっていき、会話型AIは今後様々なところで使用されていくようになり、多くの人が会話型AIを活用して生活していく予想がされている、という説明から始まったJason Miller氏のプレゼンテーション。

冒頭では、現在のイギリス人の会話型AIや音声検索に関する認識調査や専門家が発信している将来的な会話型AIの活用について触れており、結論としては、「やはり今後は会話型AIがさらに活用されていくだろう」ということでした。

 

では、現状、具体的に会話型AIはどういったことができるようになっているのか、という点についてもJason Miller氏から説明がありました。

2.

会話型AIの性能が上がっていき、活用の幅が広がっていく

大枠でみると、「今後、会話型AIは質問者の質問に対する「回答」のみでなく、「ACTION(行動)」ができるようになってくる」とJason Miller氏は述べており、具体的にはオーダーのキャンセル・変更、ショッピング等、回答を返すことでなく、音声を認識し、「行動」ができるようになると強調していました。

プレゼンテーションの中では実際に会話型AIを使用しているシーンやAI活用記事の説明等があり、少し先の未来が見られたような感じでした。

3.

音声検索に対する最適化

プレゼンテーション終盤では、音声検索に対する最適化をテーマに説明がありました。具体的には、音声検索では必ず話題となる強調スニペットと音声検索の関連性・重要性やそれに対するマークアップ等の取り組みについて触れていました。

大枠的なものではありますが、最適化に関して一番具体的に述べられていたのは下記の7点でした。

 

1.検索結果の10位以内に入っているクエリを探す

2.そのクエリに対する簡単な質問を特定する

3.どのように回答するかを考える(パラグラフ形式・テーブル形式・リスト形式)

4.質問に対する回答・結論を記述する

5.音声にしたときに自然になるように記述する

6.モバイル端末にフィットした文字数にする

7.マークアップや表示速度等を通常のSEO同様注意する

 

従来から音声検索の最適化について述べられていたことと重なってはいますが、音声検索を使用するユーザーが増えている今、音声検索に配慮した取り組みはますます重要になってくるとJason Miller氏は述べていました。

また、顧客獲得のために音声検索に適したタイプ別の戦略もしっかり立てて実行していくことも今後の集客等におけるキーとなってくるとも述べていました。

マイクロソフト ヨーロッパのブランドマーケティング責任者 Jason Miller氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司

 

SEOWORLD施策部からのコメント

今最も注目されている音声検索・会話型AIについて包括的な情報を得られたセッションでした。会話型AIという新しい時代の波はすぐ近くまで来ており、音声とSEOについてもしっかりとした情報の獲得が必要になってくると感じます。SEOWORLDでは今後も音声検索とSEOに関する情報を随時更新していきます。

 

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