【SMXLondon2019】Googleのモバイルファーストインデックスとモバイルフレンドリーにおける成功


SMXLondon1日目第3セッションは、GoogleのShane Cassells氏とVodafoneのNick Wilsdon氏によるプレゼンテーション。テーマは「Googleのモバイルファーストインデックスとモバイルフレンドリーにおける成功」でした。「Googleモバイルファーストインデックスなどモバイル対応への重要性が強調されている今、どのようにモバイルフレンドリーなサイトを構築するべきか」という課題提起のもと、Shane Cassells氏とNick Wilsdon氏からそれぞれプレゼンテーションがありました。
モバイル最適化の重要性について - Shane Cassells氏

Shane Cassells氏のプレゼンテーションでは、「モバイルからの流入が今後も広がっていくこと」や「モバイルのサイト表示スピードの重要性」等が強調されていました。



今後モバイル対応に関する需要はどんどん高まっていく中で、個々のサイトが「表示スピード」「信憑性」「サイトの見やすさ・操作のしやすさ」等の様々な課題をクリアしていく必要があると感じました。モバイルファーストインデックス等の流れもあるので、今後も最適化のためモバイルでやるべき情報にはアンテナを張っておいた方が良いと感じました。
Google Data Studioの活用について - Nick Wilsdon氏

続くVodafoneのNick Wilsdon氏のプレゼンテーションでは、Google Data Studioを使用したモバイルデータの確保とそれを基にした対策について述べていました。




Google Data Studioでまとめたデータを基にKPIを設定し、そこに対して行動していくフローを勧めていました。たしかにモバイルの流入・動きについてのデータ解析と見える化ができ、目標設定・改善の動きがとれれば最適化に向けて行動しやすくなると思いました。また、Nick Wilsdon氏はこれらの管理や解析を専門とするチームを設け、専門的に取り組んでいくことも勧めていました。


以上、第3セッションは、スマホ最適化の重要性とGoogle Data Studio等を使った解析と改善についてのプレゼンテーションでした。

モデレーター Barry Schwartz氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司
SEOWORLD施策部からのコメント モバイルに対する最適化に関しては、依然重要度が増しており、今後もモバイル対応に関する取り組みの強化が必要になてくると強く感じたセッションでした。SEOWORLDでは、GoogleDataStudioの活用等、これからもモバイルに関する情報も幅広く発信していきたいと思います。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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