【SMXLondon2019】マークアップと構造化データに関する最新情報


SMXLondon1日目第五セッションは、NeboのJoy Brandon氏とKalicube SASのJason Barnard氏によるプレゼンテーション。テーマは「マークアップと構造化データに関する最新情報」でした。
このセッションでは
「適切に構造化されたデータは、質の高い検索結果を表示させるための重要な要素です。Googleは長年、スター・画像・追加情報などの「リッチスニペット」を検索結果に表示していました。サイト運営者としては、適切に構造化されたデータがなければ、ウェブサイトへのトラフィックを失っている可能性があります。このGoogleのリッチスニペットに関連する構造化データはどのように設定するべきなのでしょうか」
という課題提起のもと、Joy Brandon氏とJason Barnard氏からそれぞれプレゼンテーションがありました。
構造化データとSEOについて - Jason Barnard氏

最初の登壇者Jason Barnard氏のプレゼンテーションでは、構造化データとSEOについて述べていました。まずは、Googleがどのように順位を決定しているかという大枠の部分から、構造化データの重要性について説明がありました。


まず、SEOをマクロに見るとサイト自体の信用性等が今後さらに重要となっていくことやEATなどの概念についても説明があり、これらの部分がSEOに大きく影響を与えてくるようになると述べていました。


本題の構造化データに関しては、SEOに影響してくる要素として考えられるため、しっかりと対応していくことを勧めていました。日本の楽天の例もとりあげており、構造化データについてあまり詳しくない人もしっかりと情報をつかみ、対策しておくべきと述べていました。
マークアップとSEO - Joy Brandon氏

続くJoy Brandon氏のプレゼンテーションでは、主にマークアップに関する説明がありました。適切にマークアップをしていくことでSEOにおいて優位に立てるサイトになるので、構造化データのプレゼンテーションと同じくマークアップ自体についても理解を深めていく必要があると感じました。


プレゼンテーション内ではschema.org等の内容を参考に注意すべき点などを挙げていました。


以上が、構造化データとマークアップに関するプレゼンテーションでした。

Kalicube SAS デジタルマーケティングコンサルタント Jason Barnard氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司
SEO施策部からのコメント リッチスニペットに関連する構造化データやマークアップの部分はランキング要素の一つとして影響してくる部分であると考えられておりますが、あまり着手したことがない方も多いのではないでしょうか。今回のプレゼンテーションでは構造化データの重要度を再認識するとともに、これに関する情報や「何をするべきか」の点もわかりやすく発信していきたいと思いました。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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