【SMXLondon2019】易しいテクニカルSEOとJavaScriptの歴史について


SMXLondon2日目第三セッションは、GSKのAdrian Phipps氏とOnelyのBartosz Goralewicz氏によるプレゼンテーション。テーマは「易しいテクニカルSEOとJavaScriptの歴史について」でした。
このセッションでは
「SEOについてよく理解していない人でもわかるような、比較的易しいテクニカルSEOの紹介」と「JavaScriptの歴史とSEOとの関係性」について、それぞれAdrian Phipps氏とBartosz Goralewicz氏からプレゼンテーションがありました。
易しいテクニカルSEO - Adrian Phipps氏

第三セッションでは、まずAdrian Phipps氏からテクニカルSEOについてのプレゼンテーションがありました。SEOと聞くと技術的に難しいことがたくさんあって大変そうなイメージを持っている方もいるかと思いますが、ある程度のテクニカルな部分の知識があればSEOにおいて優位に立つことができるので、最低限のことをしておくと良いと述べていました。

特に上記画像の9つのことはやっておくべきこと・チェックしておくべきこととして列挙していました。

ツール等を駆使したSEO施策の流れについての説明もありました。
初めてSEOに取り掛かかる人にとっては大変かもしれませんが、現在たくさんの計測ツールが世に出回ってきているので、今後はもっと簡単に施策ができるようになるかもしれません。
JavaScriptの歴史について - Bartosz Goralewicz氏

続いてのBartosz Goralewicz氏のプレゼンテーションでは、JavaScriptの歴史とSEOについて解説がありました。




JavaScriptのレンダリングがなかなかできなかった頃の状況やJaveScriptとSEOに関する変遷についてまとめていました。
レンダリングとは レンダリンとは、画面(もしくは画像などの)に表示したい内容が記述された、データ(文字、数値、数式など)を、コンピュータ上で処理を行い、データにかかれている記述通りに、実際の画面に反映させることです。 |


また、JavaScript以外にもレンダリングの仕組み等についても説明がありました。


JavaScriptのレンダリング可否は以前から発表等ありましたが、今後も追って情報を収集しておいたほうが良さそうです。
関連URL:レンダリングを妨げる JavaScript を削除する
以上が、2日目第三セッションの内容です。

Onely CEO Bartosz Goralewicz氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司
SEO施策部からのコメント 今回のセッションは易しいテクニカルSEOとJavaScriptの歴史ということで、SEOの基本的な部分の情報の整理ができたセッションでした。特にJavaScriptに関しては、今後検索エンジン側でも様々な取り組みがされると思いますので、最新情報をしっかりとキャッチする必要があると感じました。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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