【SMXLondon2019】ビジュアル検索効果の最大化


SMXLondon2日目第五セッションは、LSEO.comのChris Nash氏とMicrosoftのRavi Theja Yada氏によるプレゼンテーション。テーマは「ビジュアル検索効果の最大化」でした。
このセッションでは、
「スマートフォンデバイスなどのカメラ機能の改善やGoogleなどの検索エンジンの進化に伴い、ビジュアル検索を使用する人々が増えてきました。ビジュアル検索向けの最適化を行うことで、トラフィックの増加やコンバージョン改善に役立つためビジュアル検索に対応の知識を身につけましょう」
ということで、Chris Nash氏からは最新のビジュアル検索情報とSEOについて、Ravi Theja Yada氏からはビジュアル検索の仕組みについて、それぞれプレゼンテーションがありました。
最新のビジュアル検索情報とSEO - Chris Nash氏

セッション前半では、Chris Nash氏から最新のビジュアル検索情報について説明がありました。ビジュアル検索と聞くと多くの人が想像するのが、Googleレンズなどの機能だと思います。スマホなどで何かしらの対象物を映すとその対象物を認識して、詳細を教えてくれるものです。
ビジュアル検索とは ビジュアル検索とは、写し取った画像に似た商品やアイテムを検索結果として表示させるテクノロジーのことです。テクノロジー開発で有名なサービスとして、Googleレンズ・Bingビジュアル検索・Pinterest lenzなどがあります。 |


近年、スマホなどのカメラ機能の性能アップやGoogleレンズなどの性能アップにより、このビジュアル検索の使用率が上がっていくと注目されています。

ビジュアル検索の最適化に関しましては具体的に下記10点が挙げられていました。


また、インフォグラフィックのようなビジュアル要素のあるコンテンツの作成とピンタレストなどのビジュアルプラットフォームへのマーケティングもビジュアル検索最適化において有効であると述べていました。


ビジュアル検索の仕組み - Ravi Theja Yada氏

続いてのRavi Theja Yada氏のプレゼンテーションでは、ビジュアル検索の仕組みや今後について説明がありました。

Chris Nash氏と同様に、ショッピング・計算・検索等でこれからビジュアル検索はさらに活躍の幅が広がってくるであろうと述べていました。

仕組みについての説明は難しい部分ではありましたが、活用事例等を見てビジュアル検索の将来性を感じました。


以上が、2日目第五セッションの内容です。

LSEO.com CEO Chris Nash氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司

Microsoft シニアプログラムマネージャー Ravi Theja Yada氏
オルグロー株式会社 代表取締役社長 塩田英司
SEO施策部からのコメント 今回は会話型AIと同様に注目されつつある「ビジュアル検索」について知れるセッションでした。ビジュアルだけで様々な情報が得られるようになれば、日々の生活やネットショッピングでも有効活用されてくると感じました。ビジュアル検索は、画像検索とは異なる領域のものなので、今後はビジュアル検索に特化した情報も発信していきたいと思います。 |
SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。
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