「ユーザビリティ」の代表的な定義を意識したWEBサイトを構築しよう!

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「ユーザビリティ」の代表的な定義を意識したWEBサイトを構築しよう!

WEBマーケティングやSEOでよく用いられる用語の中から、今回は「ユーザビリティ」の意味や代表的な定義について解説します。

1.

WEBサイトにおけるユーザビリティとは?

「ユーザビリティ(Usability)」とは、WEBサイトやソフトウェア、アプリなどを利用する際の“使いやすさ”のことを指す言葉です。ただし、WEBサイトにおけるユーザビリティは、WEBサイトの構造やページレイアウトなどの使い勝手の良さなど、様々な要素を持っています。

1-1.

ユーザビリティの重要性

ユーザビリティを改善すると、WEBサイトにおける「コンバージョン率が上がる」だけでなく、「リピート率(再訪問)が上がる」「離脱率が下がる」など、様々な効果が期待できます。また、使いやすい、わかりやすいWEBサイトに対しては、好感度が上がるなど心理的印象にも影響します。

一方で、ユーザビリティの低いWEBサイトの場合は、ユーザーのニーズに応えられず逆にストレスを与え離脱につながる可能性が高くなります。そのため、WEBサイトのマーケティングにおいても、ユーザビリティの改善が非常に重要な要素を持っている、ということがわかります。

2.

ユーザビリティの代表的な定義

一口に使いやすさと言っても、実際は非常に幅広い「定義」が存在するのがユーザビリティの特徴です。WEBサイトにおけるユーザビリティを高めるためにも様々な手法が用いられるため、まずはユーザビリティの代表的な定義を確認しておきましょう。

2-1.

ISO 9241-11の定義

ISO(国産標準化機構)により定められた国際規格「ISO 9241-11」では、「ある製品が、指定されたユーザーによって、指定された利用状況において、 指定された目標を達成するために用いられる際の有効さ、効率、及び利用者の満足度の度合い」とユーザビリティが定義されています。

ユーザビリティというと単にWEBサイトに対する使いやすさだけを考えてしまいそうですが、「WEBサイトのターゲットユーザーが誰で」「どのような状況で」「どんな目的でWEBサイトを使うのか」を考えた上で、「そのニーズに応えられる使いやすいWEBサイトであるかどうか」を『有効性』、『効率性』、『満足度』の観点から評価しようというのが、「ISO 9241-11」の特徴です。

2-2.

ヤコブ・ニールセン博士の定義

アメリカの工学博士ヤコブ・ニールセンの定義によれば、ユーザビリティは「学習のしやすさ」「効率性」「記憶のしやすさ」「エラー」「主観的満足度」という5つの要素により構成されているとしています。以下では、それぞれの要素に意味についてまとめています。

学習のしやすさ
システムは、ユーザがそれをすぐ使い始められるよう、簡単に学習できるようにしなければならない

効率性
一度学習すれば、あとは高い生産性を上げられるよう、効率的に使用できるものでなければならない

記憶しやすさ
ユーザがしばらくつかわなくても、また使うときにすぐ使えるよう覚えやすくしなければならない

エラー
エラーの発生率を低くし、エラーが起こっても回復できるようにし、かつ致命的なエラーは起こってはならない

主観的満足度
ユーザが個人的に満足できるよう、また好きになるよう、楽しく利用できなければならない

参考サイト:http://www.usability.gr.jp/whatis/definitions/

今回紹介したISO 9241-11とヤコブ・ニールセン博士によるユーザビリティの定義は、それぞれ「WEBサイトの操作でユーザーに負担をかけない」「ユーザーが満足する」という2つの点で共通しています。

 

このことからも、WEBサイトを運営する際はコンバージョンを向上させるためには、使いやすく、ユーザーのニーズに応えられるWEBサイト、すなわちユーザビリティの高いWEBサイトを構築することが重要なポイントになります。

 

以上、「ユーザビリティ」の意味や代表的な定義についての解説でした。


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